目がくらむようなトルコのモザイク

トルコ最大のモザイク博物館を抱えるハタイ県とガジアンテプ県が、目もくらむような遺産によって歴史にスポットを当てている。

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目がくらむようなトルコのモザイク

数千年前に多くの文明が興亡した地であるハタイ県で発掘により出土した無数のモザイクが、ハタイ考古学ネジミ・アスフロール博物館に展示されている。

紀元後2~6世紀のものが大半のモザイクは、当時の軌跡を映し出している。

昨年(2020年)公開されたネジミ・アスフロール博物館は、紀元後6世紀に「公共の場」として使用されていたと考えられる、1200平方メートルの一枚の床モザイクによって注目されている。

古都ハタイにとって非常に重要なこの博物館は、そのモザイクの所蔵品により、トルコだけではなく国外でも話題になっている。

遺跡や歴史的建造物により、数千人の国内外の観光客を引きつけているガジアンテプ県のゼウグマ・モザイク博物館は、その所蔵品により、訪れる人に忘れられない歴史的空気を体験させている。

ローマ・ビザンツ時代のモザイクをはじめ、彫像、建築、泉があり、2500平方メートルの領域にあるこの博物館は、とりわけ「ゼウグマのモナ・リザ」と言われ、52年を経てアメリカからトルコに返還されたモザイク「ジプシーの娘」により注目されている。

ローマ時代の戦いの神マルスの彫像も、博物館で特に関心を集めている所蔵品である。

「大統領府文化芸術大賞」を受賞し、建物とモザイクが占める場所の大きさからみて世界最大とされるこれらのモザイクは、訪れる人を虜にしている。

 

(2021年4月7日)



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