隈研吾設計と四代田辺竹雲斎の美術館がトルコ文化観光省特別賞を受賞

トルコ共和国文化観光省の最も権威と価値がある「トルコ共和国文化観光省特別賞」に、日本の隈研吾建築都市設計事務所が設計し、日本の竹工芸作家の四代田辺竹雲斎さんのダイナミックで壮大で魅惑的な作品が展示されている美術館「オドゥンパザル・モダン・ミュージアム」が選ばれた。

隈研吾設計と四代田辺竹雲斎の美術館がトルコ文化観光省特別賞を受賞

 

 

 

トルコ共和国文化観光省は12月17日、2019年の「トルコ共和国文化観光省特別賞」をアンタクヤ文明合唱団協会オドゥンパザル・モダン・ミュージアムに贈ると発表した。

 

 

 

 

 

 

トルコ共和国文化観光省の発表によると、省の最も権威と価値がある賞として位置付けられている「トルコ共和国文化観光省特別賞」は1979年に第1回の表彰が行われた。以降、毎年表彰が行われている。

創造的かつ独創的な芸術活動や学術研究などによりトルコの文化遺産と芸術界に大きな貢献をした人や団体に対し感謝の意を表することが目的の「トルコ共和国文化観光省特別賞」は、トルコの歴史や文学や言語、造形芸術、考古学、音楽、演劇やオペラやバレエなどの舞台芸術、民俗学、芸術史、写真、映画、図書館、博物館など、幅広い分野から選ばれる。

 

選考は、トルコ共和国文化観光省のオズギュル・オズカン・ヤウズ副大臣を委員長とする7人の選考委員会により行われた。

 

 

 

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2019年の「トルコ共和国文化観光省特別賞」を受賞したオドゥンパザル・モダン・ミュージアムは、トルコ北西部にある学園都市エスキシェヒル県のオドゥンパザル区に新しくできた美術館で、9月7日にオープニングセレモニーが行われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

(インスタレーションを編むレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領)

 

 

 

オドゥンパザル・モダン・ミュージアムの設計に携わったのが、2020年に日本(にほん)の東京(とうきょう)で行われるオリンピックとパラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場(こくりつきょうぎじょう)を設計した日本(にほん)の隈研吾建築都市設計事務所(くまけんごけんちくとしせっけいじむしょ)である。

 

 

オドゥンパザル・モダン・ミュージアムによると、美術館への関心は非常に高く、オープンしてから2か月間で5万人が訪れた。美術作品の鑑賞だけではなく、建築の醍醐味と空間の雰囲気を味わうために訪れる人が多い。

 

 

 

 

 

 

オドゥンパザル・モダン・ミュージアムの中でひときわ注目を集めているのが、日本の有名な竹工芸作家、四代田辺竹雲斎(よんだい  たなべちくうんさい)さんが制作した、高さ8メートルもの巨大なインスタレーション作品「CONNECTION ー GODAI ー」(コネクション・ゴダイ)である。作品から発されるダイナミックで壮大で魅惑的なエネルギーに人々は息を呑み、圧倒される。

 

 

 

 

 

世界各地のさまざまな建築物を設計することで知られる隈研吾建築都市設計事務所の隈研吾(くま けんご)さんは、世界の五本指に入る建築家として、トルコの建築家や建築家の卵たちの憧れの的でもある。

 

 

 

2019年12月18日 水曜日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 

 



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