38年間発掘が続くアッソスで2200年前のライオンの彫刻が発見

チャナッカレ県アイヴァジュク区ベフラムカレ村にある古代の最も重要な港湾都市の1つであったアッソスで、ヘレニズム時代のものである2200年前のライオンの彫刻と東ローマ(ビザンツ)帝国時代のものである1500年前の3口コンロが発見された。

38年間発掘が続くアッソスで2200年前のライオンの彫刻が発見

 

古代に「トローアス」と呼ばれた一帯の南端にある火山の山頂と斜面で、ギリシャのミディッリ島(レスボス島)の対岸に築かれたこの都市は、何世紀もの間数多くの社会を受け入れてきた。

アメリカの考古学者たちが1800年代に発掘を行った最初の古代都市であるアッソスは、長い時を経て1981年に再び発掘が再開された。

一帯はトルコの科学者たちによって38年間発掘作業が進められている。

チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学科学文学部考古学科教員で、アッソス古代都市発掘代表団の団長であるヌレッティン・アルスラン教授は、作業エリアの1つは都市の西ネクロポリスに位置するメインゲートのすぐ入り口にあるビザンツ時代の建築物であると述べ、

「これら建築物の1つは『クセノドキウム』と呼ぶ当時宿屋として使用されていた複合施設であった。この建築物内での作業でほかの時代のものであるライオンの彫刻が発見された。このライオンの彫刻は恐らくヘレニズム時代のものであるに違いないが、その後ビザンツ時代にある建築物で2番目の建築材料として使用されたことが分かっている」と述べた。

ライオンの彫刻は紀元前2世紀のものであると見ていると説明したアルスラン教授は、これも2200年前にさかのぼることを示していると述べた。

アルスラン教授は、作業を進めているもう1つの一帯はアゴラであると明かした。

アゴラの西部に位置するビザンツ建築物内での発掘でも重要な発見が得られたと述べたアルスラン教授は、

「建築物の1つで、当時コンロとして使用されており、同時に3つの鍋で調理が可能なコンロが発見された。このコンロはもちろん、その様式および良好な保存状態の観点からビザンツ時代の日常生活を解明する点で非常に興味深い例である。西暦5世紀、つまりビザンツ時代の約1500年前のものである」と述べた。

 

(2019年9月19日)



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