【TRT日本語による、独断! 突撃潜入リポート】 「世界はひとつ」が具現化された、外務省配偶者連帯協会チャリティーフェア

世界で5番目に広い外交ネットワーク力を有する国、トルコに大使館を置く国々が一堂に会すチャリティーバザー。毎年驚異的なにぎわいを見せることで有名なチャリティーバザーにTRT日本語のスタッフが初めて潜入した。

【TRT日本語による、独断! 突撃潜入リポート】 「世界はひとつ」が具現化された、外務省配偶者連帯協会チャリティーフェア

 

 

 

もはや毎年秋冬の伝統行事となった外務省配偶者連帯協会の主催によるチャリティーバザーは、今年(2019年)28回目を迎え、トルコ時間の12月1日日曜日、10時から16時30分まで、首都アンカラのシェラトンホテルで開催された。

今回のチャリティーバザーには、首都アンカラに大使館を置く、北キプロス・トルコ共和国、アゼルバイジャン、カザフスタン、パレスチナ国、パキスタン、日本(にほん)など、37の外交使節団の配偶者たちが参加した。

 

 

 

 

毎年驚異的なにぎわいを見せることで有名なこのチャリティーバザーの存在を知ってはいたものの、これまで足を運ぶチャンスがなかったTRT日本語のスタッフが、初めて会場を訪れる機会を得た。

 

午前中に「非常に混雑している」という情報を入手したTRT日本語のスタッフは、空いていると思われる午後、チャリティーバザーの会場であるホテルに向かった。

 

チャリティーバザーは年越しの飾り付けで華やかなホテルの中にあるホールで開催されていた。

 

 

 

 

門をくぐるとそこは・・・と言いたいところだが、中に入らずとも、会場の混雑ぶりが十分に垣間見られた。

 

 

 

 

 

 

一瞬ひるんだTRT日本語のスタッフだったが、チケットを買ってしまった手前、撤退するわけにもいかず、意を決して中に入った。

 

扉の向こう側のメイン会場は、まさに「ごった返し」という表現がぴったり。非常ににぎわっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

リトアニアのブースは、お手頃価格のお菓子がたくさん並べられていた。

 

 

 

カザフスタンのブースでは、タブレット入れにぴったりのバッグが売られていた。

 

 

 

 

世界中のさまざまなものが一堂に会したメイン会場は「華やか」の一言に尽きた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本のブースもあったが、他のブースに比べると閑古鳥が鳴いているような状態に見えた。

 

 

 

 

しかし、インタビューしたところ、実はそうではなくて、午前中にほとんどのものが売れてしまったとのことだった。

 

 

 

 

 

 

しばらくすると完売してしまったのか、日本のブースは消えていた。このチャリティーバザーで日本を満喫したければ、朝の早い時間に訪れたほうが良さそうである。

 

 

 

 

(かろうじて撮影に成功した日本のバザー出品作品)

 

 

早々に店じまいとなってしまった日本のブースだったが、会場のところどころで「日本のもの」と思われるものも発見され、「宝探し」のような楽しさも提供されていた。

 

 

 

 

 

 

メイン会場のステージでは、さまざまな国の音楽やダンスが披露されて、盛り上がっていた。

 

 

 

 

ヘナタトゥーの体験も人気が高かった。

 

 

 

 

 

世界のグルメが一堂に

 

チャリティーバザーのもうひとつの楽しみは、世界中のグルメが味わえること。

世界中のグルメをこのような形で一度に楽しめる機会はめったにないので、非常に貴重である。

 

 

メイン会場の前はガーデン風になっており、ベトナム、アゼルバイジャン、パレスチナ国、アルジェリアなど、世界中の「おいしいもの」が競うように並べられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訪れた人たちは、「何を食べようか」という楽しい悩みを抱えながら、グルメワールドの中をぐるぐると回っていた。

 

 

 

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外務省配偶者連帯協会によると、この日、チャリティーバザーには4500人以上が訪れたと言う。

 

4500人という数には驚かされるが、あまり疲れを感じさせない。

というのも、会場がひとつのホールの中に収められており、巨大なフェアーなどでありがちな「歩くだけで疲れる」という状況に陥りづらいからである。世界中のいろいろなものを眺めているだけで、あっと言う間に数時間過ごせてしまう。

チャリティーバザーを訪れたTRT日本語のスタッフも、「ほんの30分」のつもりが、気がついたら3時間も会場の中をぐるぐると回っていた。

 

世界がぎゅっと凝縮された外務省配偶者連帯協会のチャリティーバザーは、まさに「イッツ・ア・スモール・ワールド」だった。

 

トルコも世界旅行もしたいという人には、来年(2020年)はこの時期にアンカラを訪れることをお勧めしたい。

入場料は10リラ(感覚的に1000円)。しかし、入場料の何倍もの価値がある。

特にグルメワールドは圧巻である。

一度入ったら出るのが惜しくなる外務省配偶者連帯協会のチャリティーバザーは、一日中いても飽きることはないであろう。

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

外務省配偶者連帯協会は、トルコ国外にあるトルコの代表機関(大使館など)に赴任中にテロ攻撃などで殉国した外交官や職員および任務中に死去した外務省の職員の家族を支えるとともに、子どもたちの教育の力となることを目的に、1981年に設立された。

 

設立されてからこれまでに2800人以上に奨学金を支給してきた外務省配偶者連帯協会は、トルコのさまざまな地域にある教育機関を支援する教育プロジェクトを毎年行っている。このほか、障害者や難民への支援もしている。

 

チャリティーバザーの収益金は、こういった活動のために使われる。

 

 

 

2019年12月3日 火曜日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 

《写真ギャラリー》

「世界はひとつ」が具現化された、外務省配偶者連帯協会チャリティーフェア

 

 

 



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