ボズクル国連総会議長がガザ地区への空爆を非難、ドゥジャリク国連事務総長報道官はイスラエル非難を避ける

第75回国連総会のヴォルカン・ボズクル議長はガザ地区に対する空爆を非難した。

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ボズクル国連総会議長がガザ地区への空爆を非難、ドゥジャリク国連事務総長報道官はイスラエル非難を避ける

 

ボズクル議長は、ツイッター(Twitter)のアカウントに東クドゥス(クドゥス:一部の国や地域では「エルサレム」と呼ばれている)で高まる緊張に関して発言した。

「占領下にあるパレスチナでの進展を深く懸念している。ガザ地区に対する最後の空爆を含め、民間人や宗教施設に対する攻撃を最も強い形で非難する」と述べたボズクル議長は、国際法を順守し、責務を果たすようイスラエルに呼びかけた。

ボズクル議長は、

「国連は、占領下で発生しているあらゆる困難にさらされているパレスチナ人を保護すべきであり、これに関して出された決議が確実に履行されるようにする必要がある。加盟国から届く要請を受けて国連総会を招集する用意がある」と見解を述べた。

イスラエル・パレスチナ問題は国連決議や国際法に沿った形で安全かつ認められた国境内に樹立される2つの国家のビジョンの枠組みで解決される必要があると強調したボズクル議長は、クドゥス問題は和平プロセスの最終段階で取り上げられるべき事柄であると指摘した。

一方、ステファン・ドゥジャリク国連事務総長報道官は日次記者会見で、イスラエルがガザ地区に行った空爆を非難する代わりにアントニオ・グテーレス国連事務総長は多数が死亡したことを「非常に遺憾に」思っていると語った。

占領下にあるパレスチナ領及びイスラエルで高まる深刻な緊張を極めて懸念していると明かしたドゥジャリク報道官は、5月10日にガザ地区からイスラエルにロケット弾が発射されたことを「強く」非難したが、パレスチナ人が死亡したイスラエルの空爆に対しては「非難」の代わりに「遺憾」という表現を用いるにとどまった。

 

(2021年5月11日)



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