オクタイ副大統領、トルコの船舶に対する違法な捜索に抗議
フアト・オクタイ副大統領はトルコからリビアに向かっていた商用船で行われた違法な捜索に関し、

「イリニ作戦は最後の作戦によって中立ではないことを再度明らかにしたことになった」と述べた。
オクタイ副大統領は、リビアに貨物を運んでいた商用船が東地中海で停止させられて国際法に反する形で捜索を受けたことに対してソーシャルメディアのツイッター(Twitter)のアカウントから抗議した。
オクタイ副大統領は次のように述べた。
「欧州連合(EU)が合法的なリビア政府、北大西洋条約機構(NATO)及び我が国と協議せずに開始したイリニ作戦は、最後の作戦によって中立ではないことを再度明らかにしたことになった。政変を企てたハリファ・ハフタル将軍に行われる武器支援を監視せず、逆に合法的なリビア政府を処罰することを狙いとしたこの物議を醸す作戦の枠組みでドイツのフリゲート艦によってトルコの貨物船に対して行われたこの違法な介入を厳しく非難する」
トルコからリビアに食料や塗料といった多目的物資を輸送していた船舶は、東地中海で停止させられて国際法に反する形で何時間も捜索を受けた。
イリニ作戦は国連のリビアに対する武器禁輸を監視するためにEUによって地中海で開始された物議を醸す作戦という性質を備えている。
(2020年11月23日)
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