欧州安全保障協力機構幹部選挙にトルコからテロ組織フェト関連の異議

トルコは、欧州安全保障協力機構(OSCE)幹部選挙で欧州安全保障協力機構の規則に則った行動が取られ、テロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造)に対して譲歩ない姿勢が披露されることを求めている。

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欧州安全保障協力機構幹部選挙にトルコからテロ組織フェト関連の異議

 

欧州連合(EU)加盟国やEU及び北大西洋条約機構(NATO)と加盟交渉中のバルカン諸国のほか、アメリカ、ロシア、カナダ、ベラルーシ及びコーカサスや中央アジア諸国が加盟する地域安全保障フォーラムである欧州安全保障協力機構の幹部4人が3年にわたる任期を7月18日に満了する。

当該の幹部の任期延長に関して欧州安全保障協力機構加盟国内で合意が成立しなかった。

外交筋は、トルコが幹部4人の任期延長に関してプロセスにおけるアプローチと期待を建設的かつ合理的かつ欧州安全保障協力機構の規則に則って明示し、プロセスのあらゆる段階で姿勢を明白に共有したと明かしている。

トルコが長い間欧州安全保障協力機構で市民社会組織の参加が許可されている一部会合にテロ組織フェトと関連がある人物やグループの参加が許可されていることを不快に感じており、この状況は容認しがたいと強調したことを振り返った同筋は、欧州安全保障協力機構の基本文書に掲載されている規則によると暴力に訴える、または暴力やテロリズムを容認する人物またはグループが欧州安全保障協力機構プラットフォームの会合に参加できないことに注意を促している。

この明確な規定の履行を担当する組織の中には欧州安全保障協力機構民主制度・人権事務所(ODIHR)もある。

この規定が適用されていないことを受けてテロ傘下の組織が 欧州安全保障協力機構を悪用していることに対して欧州安全保障協力機構民主制度・人権事務所のギスラドッティル所長の任期延長にトルコは異議を申し立てた。

同外交筋は、欧州安全保障協力機構の土台に市民社会組織の代表者達が参加したり、市民社会組織と対話することを非常に重視するトルコは、欧州安全保障協力機構の会合にテロ傘下の組織を参加させない方向で警告しているにもかかわらず解決に向けて何の措置も講じられていないことからこの方向で決定を下したと明かした。

 

(2020年7月16日)



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