【新型コロナウイルス】 トルコ、一斉休校、全国規模での遠隔授業実施へ

新型コロナウイルスの被害拡大を防ぐため、トルコは全国一斉休校に入り、世界のモデルとなるような全国規模での遠隔授業を実施することにした。

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【新型コロナウイルス】 トルコ、一斉休校、全国規模での遠隔授業実施へ

 

 

 

3月12日、首都アンカラの大統領府総合施設で、レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領の議長のもと、新型コロナウイルスに関する会議が行われた。会議には、大臣や関係諸機関の関係者が出席した。

 

約5時間にわたり、新型コロナウイルスに対するこれまでの対応と今後の対策について包括的に話し合われた会議の後、大統領府のイブラヒム・カルン報道官が記者会見を開き、トルコ国内の学校を3月16日から休校にすることを発表した。

 

 

 

小中高は1週間自宅休養の後、自宅学習へ

 

カルン報道官は、「小学校、中学校、高校は3月16日から1週間休校となる。3月23日からは、遠隔教育システムにより、インターネットとテレビを使って授業を受ける機会が提供される」と述べた。

 

 

国家教育省のジヤー・セルチュク大臣は、会議の後に行った記者会見で、3月16日に開始される休校措置の詳細について説明した。

 

 

 

 

セルチュク大臣は、児童・生徒が試験も含めいかなる被害も受けないよう、必要なあらゆるシナリオが用意されていると述べた。

 

セルチュク大臣によると、休校期間中は「国家教育省が無償で提供する遠隔教育システムにより、世界で初めて国家規模で特別に用意された、テレビとインターネットによる授業プログラム」が実施される。セルチュク大臣はこれについて「世界のモデル国となる態勢が整っている」と表明した。

 

セルチュク大臣によると、休校期間は3月16日から2週間。

 

セルチュク大臣は、最初の1週間は自宅で休養するよう求めた。

 

4月23日からは代替策として、1週間の授業計画が立てられ、インターネットとテレビによる遠隔授業が実施される。

インターネット授業は教育情報ネットワークを使用し、3GB(ギガバイト)の容量が無償で提供される。

テレビ授業は、TRT(テーレーテー:トルコ・ラジオ・テレビ協会)のチャンネルで行われる。

 

セルチュク大臣は、国家教育省の管轄下にある幼稚園と保育園もすべて、新型コロナウイルスに対する予防措置として休園にすると発表した。

 

セルチュク大臣は、「この期間は教師も学校にいないで、自宅にいることを期待する。この上なく緊急な場合でない限り、住んでいる地域の外に出ないことを勧める」と述べた。

 

 

 

大学は3週間休校

 

大統領府のカルン報道官は、「大学は3月16日から3週間休校となる」と発表した。

 

 

カルン報道官の発表の後、高等教育委員会からも休校について発表があった。

 

 

 

 

高等教育委員会は発表で、休みとなるのは学生だけで、教員や職員は対象になっていないが、今後の感染状況次第ではこの方向での検討が行われる可能性もあることが告げられた。

また、発表によると、遠隔教育の話は出ていない。

 

 

 

スポーツの試合は4月末まで無観客で実施

 

カルン報道官は、「専門家の勧め、検討・分析に基づき、スポーツの試合は4月末まで無観客で実施することが決まった」と述べた。

 

 

 

文化観光省、すべての芸術プログラムを延期

 

文化観光省は、ソーシャルメディアを通じて、文化観光省が管轄する機関が行うすべての芸術プログラムを延期すると発表した。

対象となるのは、3月14日から4月末まで行われる芸術プログラムすべて。

 

 

 

(2020年3月12日 木曜日)

 

 

 

 



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