ミリー米統合参謀本部議長、米兵のトルコ国境への派遣の可能性を否定

アメリカ統合参謀本部のマーク・ミリー議長は、同国にはシリア北東部のトルコ国境付近の一帯に二度と兵士を配置させる計画はないと発言した。

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ミリー米統合参謀本部議長、米兵のトルコ国境への派遣の可能性を否定

 

ミリー議長は、アメリカのマーク・エスパー国防長官と共に下院軍事委員会で2021年度国防予算に関する質問に答えた。

「アメリカのシリアにおける兵士駐留」に関する質問に答えたミリー議長は、トルコ軍がシリアで実行した平和の泉作戦の前にこのエリア内にいた特殊部隊の兵士たちが撤退し、国境地域にいた兵士たちが東部に移動したことを振り返った。

ミリー議長は、

「シリアにおけるわれわれのミッションに変更はない。われわれのミッションはシリア東部でのテロ組織DEASH(ISIL)対策である。トルコ・シリア国境に再度兵士を配置することに関しては意向も計画もない」と話した。

エスパー長官も、アメリカのミッションは現在シリア東部にある油田地域でテロ組織DEASHが復活するのを阻止することであると強調し、

「国境地域に兵士を派遣することは現段階で可能性はない」と述べた。

ある議員が「アメリカが再度シリア内戦に介入するかどうか」と質問したことを受けてエスパー長官は、「この方向で議論はない」と答えた。

アメリカは、シリア東部にシリア民主軍の名を語る分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織YPGを支援するため兵士600人を駐留させている。

 

(2020年2月27日)



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