【ジャマル・カショギさん殺害】 「うわべだけの裁判」大統領府アルトゥン局長が指摘

トルコ共和国大統領府通信局のファフレッティン・アルトゥン局長が、ジャマル・カショギさん殺害事件裁判は「うわべだけの裁判」であると指摘した。

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【ジャマル・カショギさん殺害】 「うわべだけの裁判」大統領府アルトゥン局長が指摘

 

 

 

アルトゥン局長は、マイクロブログプラットフォームMedium(ミディアム)のアカウントで、ジャマル・カショギさん殺害事件について行われた裁判で出された判決に関する記事を書いた。

 

サウジアラビア検察が裁判で5人に死刑、3人に計24年の禁錮刑が言い渡されたと発表したことに言及したアルトゥン局長は、この判決に反発を示し、「うわべだけの裁判により、殺害命令を出し、イスタンブールに処刑チームを送り込み、抹殺した者らには罪が問われなかった。報道の自由と表現の自由が無視された」と述べた。

 

この過程が名目上の裁判によって終わらせられようしていると指摘したアルトゥン局長は、報道の自由の重要性を訴える機関や国がカショギさん殺害事件について沈黙していることに抗議した。

 

トルコは最初からカショギさん殺害事件は国際裁判所に移されるべきだと表明していると述べたアルトゥン局長は、「しかし、この呼びかけはサウジアラビア政府にも西側諸国にも真剣に受け止められなかった。そして、カショギさん殺害に関与した者らはサウジアラビアで裁判を受け、今日に至った。トルコの断固たるあらゆる主張と努力にも関わらず、この野蛮な殺害事件は覆いかぶさられようとしているのが見える」と指摘した。

 

カショギさんを殺害した犯人の判明に関してトルコが担った役割についても触れたアルトゥン局長は、トルコは過程を注視し、世界の世論に包み隠さずに情報を提供してきたと述べた。

 

 

 

《 ジャマル・カショギさん殺害 》

 

アメリカの新聞『ワシントン・ポスト』のコラムニストでサウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんは、「2018年10月2日、婚姻手続きのために訪れたイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の中に入った後、行方がわからなくなった」として、世界中で大きなニュースとなったが、その後、2018年10月2日にイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館で惨殺されていたことが判明した。遺体は見つかっていない。

 

 

 

(2019年12月30日 月曜日)

 

 

 



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