【2019ノーベル文学賞】 トルコ大統領府カルン報道官が取り消しを呼びかけ

トルコ共和国大統領府のイブラヒム・カルン報道官が、スレブレニツァの虐殺の事実を否定し、セルビア人の戦争犯罪を擁護するオーストリアの作家ペーター・ハントケさんに2019年のノーベル文学賞を授与するという決定を取り消すよう呼びかけた。

【2019ノーベル文学賞】 トルコ大統領府カルン報道官が取り消しを呼びかけ

 


 

カルン報道官は12月7日にツイッター(Twitter)に行った投稿で、2019年のノーベル文学賞がセルビアの元大統領、スロボダン・ミロシェヴィッチ(2006年3月死亡)を支持し、ボシュニャク人虐殺の事実を否定するオーストリアの作家ペーター・ハントケさんに、12月10日にノーベル文学賞が授与されることに言及した。

 

カルン報道官は、「この理解不能で恥知らずな決定は取り消されなければならない。良心のない者にどうやってノーベル賞が授与されるのか? 新たな虐殺を奨励するためか?」と述べた。

 

 

2019年のノーベル文学賞がハントケさんに授与されることについては以前、ボスニア・ヘルツェゴビナとコソボも抗議している。

 

 

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ペーター・ハントケさんは、スレブレニツァの虐殺に関する質問をした記者を馬鹿にし、虐殺の事実を再度否定した。

 

 

 

 

ハントケさんは、ノーベル文学賞を受け取るために行ったスウェーデンの首都ストックホルムのスウェーデン王立科学アカデミーで、記者たちからの質問に答えた。ある記者から、スレブレニツァの虐殺を否定しセルビア人の戦争犯罪を擁護していることについて質問されると、ハントケさんはいら立ちを見せ、「くだらない質問への答えにはトイレットペーパーを使う」と発言した。

 

スウェーデンの公共テレビ(SVT)のインタビューを受けたハントケさんはスレブレニツァの虐殺は「兄弟殺し」だと発言した。

 


 

 

 

(2019年12月8日 日曜日)

 

 

 

 



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