【平和の泉作戦】 トルコ外務省、「作戦は人口構造を変えることが目標ではない」

トルコが、南部国境で構築されようとしているテロ回廊を消滅させ、地域に平和と平穏をもたらすためにシリア北部でテロ組織に対し開始した平和の泉作戦は、人口構造を変えることを目標としたものではないと伝えた。

【平和の泉作戦】 トルコ外務省、「作戦は人口構造を変えることが目標ではない」

外務省から出された書面の声明で、この作戦が、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)がテロ組織と指定したPKKのシリア分派PYD/YPGを標的にしたものであることが強調された。

自国民である外国人テロリストの戦闘員の受け入れから逃れる国々には、DEASH(ISIL)との戦いでトルコに教訓を与える権利などないと強調された声明で、

「トルコには、作戦実施地域の人口構造を変えるなどという目的はない。テロ組織PYD/YPGの分離主義的動きを暗に、または明確に支援する国やその周辺が、この点でトルコに対し事実無根の非難をしていることは、シリアの分断を狙う計画が壊れたことによる反発の形である。平和の泉作戦がシリア問題の政治的解決に害を及ぼすという主張は、事実から程遠い」と述べられた。

外務省は、シリアで構築される安全地帯とスレブレニツァの虐殺を関連付けた国連当局者の言葉も強く非難した。

外務省のハミ・アクソイ報道官は、この件に関する書面の声明で、

「スレブレニツァの虐殺を阻止するために最も強力な努力を尽くしたのは我が国であり、それを同じ地域出身の国連当局者がよく知っていることは明白だ。なので、トルコ世論の観点から非常に敏感とされるスレブレニツァの虐殺を、曲がった考え方によりこのように利用することは、決して容認されない」と述べた。

 

(2019年10月11日)



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