【カショギさん殺害から1年】 イスタンブールで追悼式典

サウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんが殺害されてから1年が経ち、イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の前で追悼式典が行われた。

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【カショギさん殺害から1年】 イスタンブールで追悼式典

 

 

 

カショギさんの追悼式典は、2018年10月2日にカショギさんが殺害された、イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の前で、トルコ時間の10月2日13時14分、1分間の黙祷とともに始まった。

追悼式典の進行は、ミドル・イースト・アイのデイビット・ハースト編集長が行った。

 

追悼式典には、カショギさんの婚約者のハティージェ・ジェンギズさん、イエメンの活動家で2011年にノーベル平和賞を受賞したタワックル・カルマンさん、公正発展党(AKP、読み「アーケーペー」)のヤーシン・アクタイ党首顧問、トルコ・アラブ・メディア協会のトゥラン・クシュラクチュ会長、アムネスティ・インターナショナルのトルコ担当アンドリュー・ガードナーさん、エジプトの政治家エイメン・ヌルさん、国境なき記者団トルコ代表のエロル・オンデロールさん、今こそアラブ世界に民主主義を」(略称DAWN)という団体の発足人ニハド・アワドさん、国連のアニエス・カラマール特別報告者、人権活動家のモハメッド・スルタンさん、アル・シャク・フォーラム代表のワダー・カンファーさんが弔辞を述べるために参列した。

『ワシントン・ポスト』のオーナーでアマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)も追悼式典に参列した。

 

 


 

 

公正発展党(AKP)のアクタイ党首顧問は追悼式典で述べた弔辞で、「ジャマル・カショギさんの名前は今は、人権への尊重、人間の名誉、自由、正義のシンボルとなった」と表明した。

 

ミドル・イースト・アイのハースト編集長は、「カショギさんのメッセージは非常に強い。カショギさんは、地域にいる極めて数少ない人のひとりだった。この事件が起こった後、こう言うことができる。『カショギの声はもはやさらに強い』と」と述べた。

 

追悼式典の様子は、外国のメディアにも大きく取り上げられた。

 

 

 

 

 

 

《 ジャマル・カショギさん殺害 》

アメリカの新聞『ワシントン・ポスト』のコラムニストでサウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんは、「2018年10月2日、婚姻手続きのために訪れたイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の中に入った後、行方がわからなくなった」として、世界中で大きなニュースとなったが、その後、2018年10月2日にイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館で惨殺されていたことが判明した。

遺体は見つかっていない。

 

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)により6月に発表された101ページにわたる報告書で、サウジアラビアはカショギさんを意図的かつ計画的に殺害した責任があるとされた。

 

報告書には、ムハンマド皇太子も含むサウジアラビアの高官を捜査するための信頼しうる証拠があることが明記されている。

 

さらに報告書には、国連のアントニオ・グテーレス事務総長がカショギさん殺害に関する捜査を開始させる必要があると述べたことや、カショギさん殺害に関する制裁は、皇太子と国外にある皇太子個人の財産も含まれなければならないことも明記されている。

 

 

 

 

 

 

 

(2019年10月2日 水曜日)

 

 

 

 



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