【エルドアン大統領日本訪問2019】 武庫女が名誉博士学位を贈呈

G20首脳会合に出席するために日本を訪れたレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領に、武庫川女子大学から名誉博士学位が贈られた。

【エルドアン大統領日本訪問2019】 武庫女が名誉博士学位を贈呈

 

 

 

 

 

 

 

兵庫県西宮市(ひょうごけん にしのみやし)にある私立の女子大学、武庫川女子大学(むこがわじょしだいがく)がエルドアン大統領に名誉博士学位を贈呈することを決め、エルドアン大統領が日本に到着した6月27日に、上甲子園キャンパス甲子園会館(かみこうしえんキャンパス こうしえんかいかん)の西ホールで贈呈式が行われた。

 

武庫川女子大学によると、エルドアン大統領は武庫川女子大学の名誉博士学位第1号である。

 

 

 

 

武庫川女子大学の発表によると、贈呈式の会場には、学生や教職員約300人、トルコのバフチェシェヒル大学の関係者や多数の報道陣がつめかけ、熱気に包まれた。

 

 

エルドアン大統領は贈呈式で行った記念講演で、日本訪問がこのような意義深いプログラムで始まったことへの喜びを口にし、感謝の意を述べた。

 

 

 

 

エルドアン大統領は、日本にある約800校の大学のうち約80校がトルコにはない女子大学であることは非常に重要な例であり、日本にある女子大学について調べ、トルコにも同じものをつくりたいと表明し、「今、大使に(日本にある女子大学について調べるよう)任務を与える」と述べた。

 

武庫川女子大学の発表によると、記念講演ではエルドアン大統領が「学生の顔が見えるように、カメラを少しずらして」とほがらかに呼びかけ、大きな拍手を浴びる一幕もあったと言う。

 

 

武庫川女子大学の瀬口和義(せぐち かずよし)学長は、贈呈式で述べた祝辞で、エルドアン大統領が行っている人道支援について絶賛し、「エルドアン大統領は、自国の経済を立て直しながら、世界最大数の難民の受け入れを行っており、このような人道支援については、国際社会からも高く評価されている」と述べた。

エルドアン大統領に名誉博士学位が贈られることになった経緯について、瀬口学長は、「難民の受け入れ、人道的な待遇により、国際社会への多大な貢献、ならびに、トルコと日本との友好を発展させ、学術文化の発展に寄与した功績はまことに顕著である。このような功績に対し、武庫川女子大学は大統領に名誉博士の学位を贈呈したい」と述べた。

 

 

 

 

 

武庫川女子大学の発表によると、贈呈式の最後にエルドアン大統領は学生の輪の中に入り、「いっしょに写真を撮ろう」と提案し、記念撮影をした。

 

 

 

 

学生たちの笑顔に囲まれ、エルドアン大統領と学生たちとの距離が一気に縮まった。

 

 

 

武庫川女子大学によると、武庫川女子大学とトルコのバフチェシェヒル大学は、2008年12月に一般学術交流協定を結んだ。2009年から、主に建築学科を通してバフチェシェヒル大学から学生や教員を受け入れたり、武庫川女子大学の大学院生がトルコで保存修復の実習を行ったりするなど、研究や教育面で活発な交流がある。武庫川女子大学にはトルコ文化研究センター、バフチェシェヒル大学には日本文化研究センターも設置されている。

 

 

 

 

 

 

 

エルドアン大統領夫妻、日本の伝統文化「茶道」を体験

 

トルコのアナドル通信社の報道によると、エルドアン大統領と妻のエミネ夫人は、武庫川女子大学で日本の伝統文化「茶道」のセレモニーに参加した。

 

 

 

 

大学の関係者から日本の伝統文化「茶道」についての説明を受けたエルドアン大統領は、自身のルーツは黒海地方のリゼ県で「リゼは茶のまち」であると話した。

 

エルドアン大統領とエミネ夫人は、その後、出されたお茶を日本の伝統文化「茶道」のしきたりに従って飲んだ。

 

 

 

 

 

 

2019年6月27日 木曜日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 

 

 



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