【エルドアン大統領日本訪問2019】 サプライズ! 「トルコのきもの」がお出迎え

G20(20か国・地域)首脳会合に出席するために日本を訪れたレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領と妻のエミネ夫人を待っていたのは、「トルコのきもの」だった。

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【エルドアン大統領日本訪問2019】 サプライズ! 「トルコのきもの」がお出迎え

 

 

 

トルコ時間の6月27日6時15分(日本時間の6月27日12時15分)、日本の大阪府(おおさかふ)にある関西国際空港(かんさいこくさいくうこう)に到着したエルドアン大統領と妻のエミネ夫人が宿泊先のホテルに到着すると、そこにはトルコの国旗を手に、日本の伝統衣装「着物(きもの)」を着たひとりの日本の女性が立っていた。

 

 

 

 

 

トルコの国旗の色である赤い着物を着た女性の歓迎を受けたエルドアン大統領と妻のエミネ夫人は、女性が着ていた着物に関する説明を受け、しばしの間、着物を鑑賞した。

 

 

 

 

その後、エルドアン大統領と妻のエミネ夫人は、ふたりを歓迎するために宿泊先のホテルに集まった、東京ジャーミイのムハンメド・ラシト・アラス代表、数多くのトルコの実業家、駐日トルコ共和国大使館の職員たちひとりひとりと握手をしながら会話を交わした。

 

 

 

 

 

 

 

 

着物を通じて世界をひとつに IMAGINE ONE WORLD KIMONO PROJECT

 

エルドアン大統領と妻のエミネ夫人を歓迎した「トルコのきもの」は、「キモノプロジェクト『イマジン・ワンワールド』」で制作されたもので、プロジェクトの公式サイトによると、「トルコのきもの」は2016年10月に完成した。

 

着物は清染居(せいせんきょ)の上野街子(うえの まちこ)さんが制作した。トルコと日本の友好が生まれるきっかけとなったトルコの軍艦エルトゥールル号を中心に、「トルコが西洋と東洋の十字路として持つ長い歴史」と「豊かな自然」がモチーフとして描かれている。背景にはトルコの国花チューリップが巧みに取り入れられた。デザインも技術も「悠久の時間と異文化が行き交うトルコ」をイメージして制作された着物は「優雅」の一言に尽きる。

 

帯は筑前織物(ちくぜんおりもの)が手がけた。チューリップのリース(輪)をメインに、トルコランプなどがデザインされている。「さまざまな文化が輝く」意味を込めて虹色で織り上げたトルコの帯は、非常にエネルギッシュで力強い。

 

 

「キモノプロジェクト『イマジン・ワンワールド』」は、着物を通じて世界をひとつにすることを目指して2014年に立ち上げられたプロジェクトで、これまでに122か国・地域の着物と帯が完成した。84か国・地域の着物と帯は制作中である。

プロジェクトは、2020年に東京(とうきょう)で開催される東京オリンピックと東京パラリンピックまでに、世界206か国・地域の文化・歴史・自然をテーマに描いた着物と帯を完成させることを目標にし、邁進している。

 

 

 

2019年6月27日 木曜日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 



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