NATOトルコ常駐代表がS-400に関して見解

北大西洋条約機構(NATO)のバサト・オズトゥルク・トルコ常駐代表は、S-400地対空ミサイルシステムはNATOの問題ではないと明かした。

NATOトルコ常駐代表がS-400に関して見解

 

オズトゥルク常任代表は、ベルギーの首都ブリュッセルにあるNATO本部でアナドル通信社に見解を述べた。

オズトゥルク常任代表は、トルコがロシアからS-400地対空ミサイルシステムを購入する決定を下したことに関してNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長が同盟国は自分たちが望む兵器システムを自由に手に入れることが可能であるが、軍の相互運用性が重要であることも当初から語っていることを振り返った。

オズトゥルク常駐代表は、

「S-400地対空ミサイルシステム問題は、アメリカにいる一部関係者によってその方向や観点から外されてより大きな二国間問題にされてしまった。この枠組みでアメリカの責任は大きい」と話した。

アメリカの当初の最大の懸念は軍用機器の相互運用性であると述べていたことを伝えたオズトゥルク常駐代表は、トルコもこの懸念を払拭するためにS-400地対空ミサイルシステムがNATOのシステムに統合されることはなく、したがって問題が発生しないことを説明していたと明かした。

オズトゥルク常駐代表は、アメリカが最近問題に新たな次元を付け加えて事を政治化してS-400地対空ミサイルシステムをF-35戦闘機の供給と関連付けていることを振り返り、トルコがF-35戦闘機プロジェクトに当初から参加しており、この枠組みで巨額の投資のほか、F-35戦闘機の数多くの部品に対して生産を行っていることに注意を促した。

トルコは自分たちも使用するF-35戦闘機の存続に影響を与え、弱点を生み出すような状況を当然回避すると述べたオズトゥルク常駐代表は、トルコがこの枠組みで合同ワーキンググループの設立を提案したが、アメリカがNATOの枠組みでのワーキンググループに意欲的ではなく、二国間のワーキンググループを選択したものの、これはまだ実現できていないと明かした。

 

(2019年6月24日)



注目ニュース