チャルク・ホールディング会長に「令和初の叙勲」 トルコの民間人で初

チャルク・ホールディングのアフメト・チャルク会長が、メヴリュト・チャウショール外務大臣とともに日本の勲章を受章することが明らかになった。チャルク会長は、トルコの民間人として日本独自の新しい時代「令和(れいわ)」初の「叙勲受章者」となる。

チャルク・ホールディング会長に「令和初の叙勲」 トルコの民間人で初

 

 

 

日本独自の新しい時代「令和(れいわ)」になって初の勲章の受章者が5月21日、日本政府より発表された。

 

日本の内閣府が5月21日付で発表した「令和元年春の外国人叙勲受章者名簿」によると、チャウショール外務大臣には「旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう)」、チャルク会長には「旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)」が贈られる。

 

 

 

 

 

 

 

チャルク会長は、トルコと日本との間の経済関係の強化および日本企業のインフラ・プラントの輸出促進に寄与したことが讃えられ、「旭日中綬章」の受章が決まった。

 

 

日本の内閣府の発表によると、日本は令和時代初の「春の外国人叙勲」で、外国の国民142人に勲章を贈る。142人のうち女性は33人である。

今回「旭日中綬章」を受章したのは、チャルク会長も含めて38人。女性は5人いる。

 

 

チャルク会長には、2016年10月に日本の日本の近畿大学(きんきだいがく)から名誉博士号が贈られている。

日本の三笠宮彬子(みかさのみや あきこ)女王が2018年9月にトルコを訪問した際には、三笠宮彬子女王の三笠宮記念財団名誉総裁就任記念式典に出席した。

 

 

 

 

 

日本の内閣府の発表によると、令和時代初の「春の叙勲」で日本の国民4225人(うち女性は401人)が勲章を受章することになった。

 

5月23日に皇居で行われる式典で、今上天皇(第126代)または安倍晋三(あべ しんぞう)首相から受章者に勲章などが手渡される。

 

 

 

■■■ 「春の叙勲」とは ■■■

 

日本政府は、「勲章を授与する」ことを「叙勲(じょくん)」と呼んでおり、春(4月29日)と秋(11月3日)の年2回、定期的に勲章の授与を行っている。それぞれ、「春の叙勲」「秋の叙勲」と呼ばれている。

 

日本で勲章を授与する制度「叙勲」は1875年に開始された。1883年に定められた「叙勲条例」により、勲章が年2回定期的に授与されることになった。第二次世界大戦後の1946年に生存者に対する「叙勲」が中止されたが、1963年に閣議で生存者への「叙勲」の再開が決定され、1964年4月29日付で生存者に勲章が授与された。それ以降、毎年、「春の叙勲」と「秋の叙勲」が行われている。日本独自の時代「平成(へいせい)」には、東日本大震災の発生により発表が延期された2011年の「春の叙勲」を除き、毎年定期的に「春の叙勲」と「秋の叙勲」が行われた。平成時代が終わりに近づいた2019年の4月29日には「叙勲」の発表はなく、5月21日に令和時代初の「春の叙勲」の発表があった。

 

日本は日本の国民ではない人にも勲章を贈っており、「外国人叙勲」と呼ばれている。日本の内閣府の説明によると、「外国人叙勲」には、外交儀礼上行われる「叙勲」と、日本との友好の増進などについて顕著な功労があった人への「叙勲」がある。

「外国人叙勲」は、1981年からからは年2回定期的に、日本の国民への「春の叙勲」と「秋の叙勲」に合わせて、同じ日に行われている。このほか、必要と認められた場合には、年2回の定期的な「外国人叙勲」以外にも特別に行われることがある。

 

 

 

■■■ 「旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)」とは ■■■

 

今回、チャルク会長が受章することになった「旭日中綬章」は、日本の6種類の勲章の中の3番目の等級の「旭日章(きょくじつしょう)」の中で3番目のランクに位置する。

「旭日章」は1875年に制定された日本で最初の勲章で、「日の丸」と呼ばれている日本の国旗のシンボルである太陽の周りに朝日の光が配されたデザインとなっている。勲章と「綬(じゅ)」と呼ばれるいわゆる紐の間には、桐の花葉が取り付けられている。

日本の内閣府の説明によると、「旭日章」は「功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた」人が受章する。

 

 

 

2019年5月22日水曜日

文責: 浅野涼子 (ryoko.asano@trt.net.tr)

 

 

 

 



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