トルコ、オーストリアで承認された小学生のスカーフ着用禁止法に抗議

トルコが、オーストリアで承認された小学生のスカーフ着用禁止法に抗議した。

トルコ、オーストリアで承認された小学生のスカーフ着用禁止法に抗議

トルコ外務省から行われた書面発表で、オーストリア国民議会で小学生のスカーフ着用禁止法案が可決されたことは、自由への領域に対するオーストリアの懸念すべき取り組みの最新の事例であると述べられた。

ユダヤ人のキッパとシーク教徒のターバンは禁止を免除されるという規定が同法案にあることが目に付くと述べられた発表で、

「この法案は、オーストリアでムスリムをその他の宗教グループと別扱いする差別的かつ排他的な取り組みの新たな事例だ」と伝えられた。

この法案は、女性または子どもの権利の保護とは何の関連性もなく、信仰の自由の原則に反しており、子どもたちの教育の自由をも妨害するものであると述べられた発表で、次のように伝えられた。

「我々が現在過ごしているラマザン(断食月)の精神的な空気の中で、信仰の自由に対しこのような干渉が行われたことは、オーストリアに暮らすトルコ系社会とムスリム、そしてトルコを含む普遍的な価値を信じる人々にとって容認され得ることではない。オーストリア当局が差別的な形で信仰の自由に干渉する代わりに、イスラムと排外主義との戦いに向けた法的措置を講じることこそが有益であると考えられる」

オーストリアで承認されたこの法に従って、小学生が10歳になるまでスカーフを被ることが禁止された。スカーフを被ればその小学生の家族は440ユーロ(約5万4000円)までの罰金が科されることになる。

 

(2019年5月18日)



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