エルドアン大統領、シリア・ミュンビチ(マンビジ)にいるYPGメンバーの数を発表

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、ロシアとアメリカが、分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織YPGがミュンビチ(マンビジ)から撤退させると述べ、ミュンビチにいるYPGのメンバーの数を発表した。

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エルドアン大統領、シリア・ミュンビチ(マンビジ)にいるYPGメンバーの数を発表

エルドアン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談の後に昨日(1月24日)トルコへ帰国する際に専用機内で発表を行い、

「現在ミュンビチに、我々が把握している限りでは1000人のPYDとYPGのメンバーがいる。ただしこれは我々が把握している数だ。ミュンビチの人口の85-90パーセントがスンナ派アラブ人だ。ミュンビチの真の所有者が誰であるかは明白だ。今日、ロシアもアメリカも、PYDとYPGがミュンビチから撤退すると述べている。我々の望みは、PYDとYPGがミュンビチから撤退し、ユーフラテス川東部に送られることだ」と話した。

シリアにおけるトルコの標的はテロ組織だと述べたエルドアン大統領は、

「イドリブで、ミュンビチで、ユーフラテス川東部で安全と安定をもたらす力が我々にはある」と語り、

「PYDとYPGについてのトルコの立場も明白だ。我々はシリアのクルドの兄弟の安全を誰よりも重視している。つまり、この件でテロ組織PYD、YPGとクルドの兄弟たちを同一視することを説明できる側面は全くないということだ」と話した。

エルドアン大統領は、トルコとシリアの間で1998年に締結されたアダナ協定についても言及した。

アダナ協定は「重要な取り組み」だと述べたエルドアン大統領は、

「この協定はトルコが地域における重要性を感じさせることができる重要な協定であると考えている。誰がその地にトルコを呼んだかと言う者に対し、その協定について話さなければならない。その協定書の下部にはアサド側の権限者の署名がある。この協定をよく検討しなければならない」と語った。

アスタナ・プロセスを終わらせようとしている勢力に注意を促したエルドアン大統領は、

「シリアで最後の段階に突入したとはまだ感じていない。シリアでは今も問題が山積みだと考えている。我々はアスタナ・プロセスを終わらせようとする勢力に対し、このプロセスの重要性を説いている。アスタナ精神を生かすことが重要だ。シリアには憲法委員会の問題がある。この問題をややこしくしている者がいる。『我々がいる。あなた方はいない』などとうそぶいている者がいる」と話した。

トルコとロシアの間のビザなし渡航についても発言したエルドアン大統領は、この過程の最終段階に至ったと述べ、「プーチン大統領の署名を待っている」と明らかにした。

 

(2019年1月25日)



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