【ジャマル・カショギさん殺害】 サウジ皇太子が事件について沈黙を破る
サウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんの殺害以降、初めて沈黙を破った同国のムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、事件の解決に向けてトルコと協力していると述べた。
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レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領と電話会談したサルマン皇太子は、その後発表を行った。
「両国の政府は、犯人の処罰に向けた協力活動を行っていることを明確にする」と述べたサルマン皇太子は、
「サウジアラビアとトルコの仲を裂こうとしている者がいる。サルマン国王、私、そしてエルドアン大統領がいる限り、それはできないだろう」と語った。
サルマン皇太子は、カショギさんの殺人事件は非常に痛ましく、道理を外れているとも述べ、結果を解明するためにトルコとともに活動していると伝えた。
サルマン皇太子は正義が通ることを信じているとも述べた。
ワシントンポスト紙の記者だったジャマル・カショギさんは、2018年10月2日火曜日に事務手続きのために在イスタンブール・サウジアラビア総領事館に入った後に消息を絶った。
サウジアラビア政府は10月20日に、カショギさんは「総領事館内で起きた喧嘩の結果死亡した」と発表している。
(2018年10月24日)