トルコ国際協力調整庁、フィリピンのモロに移動式診療所を支援

トルコは、フィリピンのムスリム、モロに移動式診療所の支援を行った。

トルコ国際協力調整庁、フィリピンのモロに移動式診療所を支援

 

トルコ国際協力調整庁(TİKA)は、モロが暮らすフィリピンのバンサモロ地域で医療サービスを受けられない市民のために完全装備の運転可能な移動式診療所の支援を行った。

トルコ国際協力調整庁から書面で出された声明によると、外科処置も含めたあらゆる治療が可能な完全装備の診療所が当局者に譲渡された。

移動式診療所の譲渡を目的としてコタバト州で開催された式典には、ミンダナオ島のさまざまな地域から行政幹部、さまざまな機関の代表者、地域住民が出席した。

式典で演説したトルコ国際協力調整庁フィリピン支部のイェシム・バクトゥル調整担当は、「これまでトルコ国民を代表してフィリピン国内や地域で我々が実施してきたプロジェクトを助けだとは考えないでもらいたい。我々は皆さんと共有しているのである」と述べた。

患者治療室、手術室、医師室が備えられた診療所には、麻酔装置、心臓モニター、酸素タンク、手術器具などもある。

フィリピンで最も開発が遅れており、ほとんどがムスリムであるバンサモロ地域の住民の半数以上は、医療サービスを十分受けることができない。

モロ・イスラム解放戦線が40年近く続けた紛争では12万人が犠牲となったが、2014年に政府と開始されたバンサモロ和平プロセスの枠組みでは、医療施設の整備が最重要課題の1つとされている。

 

(2018年5月2日)



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