大統領府のカルン報道官、イラン・イラク・シリア・ロシア関連の時事問題に関する見解

大統領府のイブラヒム・カルン報道官は、イラン・イラク・シリア情勢やロシアからのS-400防空システムの購入に関して発言した。

大統領府のカルン報道官、イラン・イラク・シリア・ロシア関連の時事問題に関する見解

 

大統領府総合施設で記者会見したカルン報道官は、イランで2017年12月28日に経済上の理由から勃発し、その後反政府デモに変化した抗議運動により、同国へ外部介入が行われることには反対であると語った。

抗議運動が外部勢力とつながりがあることを指摘したカルン報道官は、

「誰かが外部からイランを混乱させようとしているならば反発的な行動を取るのは明らかである。イラン当局も状況を把握していると述べた。問題が短期間に解決されると予期しており、期待している」と述べた。

イラク北部でトルクメン人が攻撃を受けていることにも触れたカルン報道官は、

「イラクに期待することは、イラク政府がこの攻撃に関してすぐさま捜査を開始することであり、攻撃を未然に防ぐため必要な措置を講じることである」と述べた。

ロシアのソチで開催されるシリア国民対話会議に関しても発言したカルン報道官は、

「ソチでの会議に分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織PYDやYPGは出席しない。これは我々が望んだためだけではなく、会議が正しい結果を得られるという観点からも重要である。ロシアやイランもこの姿勢を共有していることは喜ばしいことである。テロ組織PYDやYPGはシリアのクルド人を代表できない」と述べた。

ロシアから購入される防空システムに関しても触れたカルン報道官は、

「S-400はフルシステムである。トルコにロシア兵が駐留するといったことは論外であるが、技術的な協力面ではもちろん行き来があるであろう。トルコの兵士や技師がロシアを訪れることもあるし、ロシアの技師もトルコへやって来る」と話した。

北大西洋条約機構(NATO)諸国が兵器販売に関してトルコに秘かに禁輸を実施していると強調したカルン報道官は、

「我々はNATOの同盟国であり、かつ戦略パートナーであると申しているが、技術共有や重要な問題でさまざまな態度が見られる。ここで我々は自国の国家利益を優先せざるを得ない。S-400は、トルコの国境や都市を保護するために設置されるシステムである。トルコに対して行われる可能性がある攻撃に対する防衛システムなのである」と述べた。

 

(2018年1月4日)



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