エルドアン大統領、チュニジアからの帰途、機内で時事問題に関する見解

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、欧米世界がイスラムを分断しようとあがいていることに注意を促した。

エルドアン大統領、チュニジアからの帰途、機内で時事問題に関する見解

 

エルドアン大統領は、アフリカ歴訪の最終訪問国チュニジアからの帰途、機内で記者たちに見解を述べた。

欧米の報道機関で自身が「シーア派ムスリムのリーダー」と特徴付けられていることを指摘したエルドアン大統領は、

「スンニ派やリーダーシップを超えて問題を見つめる必要がある。我々は、スンニ派やシーア派といった区別には賛同していない。我々にスンニ派という宗教はないし、シーア派という宗教もない。我々には唯一の宗教があり、それはイスラムである。イスラムが説くことを行う義務が我々にはある。結局我々は、「スンニ派」や「シーア派」と言って分断されてしまった。このような策略にはまらないために最大の配慮をする必要がある」と話した。

(一部の国や地域では「エルサレム」と呼ばれている)クドゥスの地位に関して行われた試みにも触れたエルドアン大統領は、

「トルコが輪番制議長国となっているイスラム協力機構がイスタンブールで12月13日に開催した臨時首脳会議に出席した代表者の観点から、よりハイレベルな出席が可能であったはずである」と述べた。

アラブ圏の一部諸国がクドゥス問題で十分な配慮を示していないと強調したエルドアン大統領は、このことは遺憾であると明かし、

「しかし総合的に見ると、首脳会議への出席はそれでもなお良好であった。例えば、サウジアラビアは首脳会議にイスラム担当大臣レベルで出席している。これはもちろん重要である。しかし、さらにハイレベルな代表者の出席であればもっと良かったはずである。このことは、もしかすると非常に異なる面に向かうかもしれない。例えば、イスラム協力機構の改革に向かう可能性がある」と話した。

イスラム協力機構の設立はクドゥスに基づいており、クドゥスのためであると述べたエルドアン大統領は、

「この組織はより一層強力に機能すべきである。イスラム協力機構は、国連内でもその権威を発揮する力を持つべきである。世界には独立したブロックがある。イスタンブールで開催された首脳会議には、ありがたいことにこれらの国も出席してくれた。数が減ったとしても分別ある行動をしてくれた。欧州連合(EU)内でも少し減少があったが、プロセスを支持してくれた」と述べた。

経済関係に触れたエルドアン大統領は、トルコは成長率7パーセントで2017年を締めくくると語った。

シリア北部にアメリカや一部欧米諸国の支援によってテロ回廊の構築が意図されていると強調したエルドアン大統領は、

「分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織YPGやPYDに関し、現地でテロ回廊の構築を我々が容認することはあり得ない。ある晩不意にすべきことを行うこともある」と述べた。

 

(2017年12月29日)



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