エルドアン大統領、アメリカ訪問に同行のジャーナリストに発表

アメリカでの会談を完了したレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、訪問に同行したジャーナリストに発表を行った。

エルドアン大統領、アメリカ訪問に同行のジャーナリストに発表

イラク・クルド地域政府(IKBY)の独立の賛否を問う住民投票に反発したエルドアン大統領は、バルザーニ政権に対し、改めて、過ちを犯さないよう警告した。

エルドアン大統領は、

「(イラク・クルド地域政府の)領土はクルド人だけのものではない。誰かが、自分たちだけがそこにいるかのように振舞うのは、極めて重大な過ちだ。事が歴史的な規模になれば、事態は大きく変わってくる。次第に方向を大きく間違えてきた者がいるのを我々は目にしている。北イラク政府も、自らがしようとしていることを考えるべきだ。イラク憲法はそもそも、『北イラク・クルド地域政府が踏み出した歩みは間違っており、無効だ。』と判断している。なのに未だに抵抗している。目に見える限りでは、アメリカはこのことにおいて同じように考えている。」と述べた。

第72回国連総会のために20回近い二者会談を行ったと述べたエルドアン大統領は、会談ではイラクとシリアが中心的な問題となったと語った。

エルドアン大統領は、アメリカのドナルド・トランプ大統領との会談にも言及し、

「トランプ大統領と行った会談の中心もシリアとイラクだった。そして、『フェト』こと、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造(FETÖ/PDY)の問題も取り上げた。フェト首謀者に関し、我々は、アメリカ当局に段ボール85個分の情報文書を提供した。裁判や類似の過程の中にいないのに、アメリカは我々にフェト首謀者の身柄を引き渡さないでいる。それでもやろうと思えば、個人の資金ででもトルコに楽に引き渡すことができる。なのになぜか、そうしようとしない。これは憂慮すべきことだ。時が来たら、我々の考えをさらにもっと明確に伝える。」と述べた。

エルドアン大統領に対し、トランプ大統領との会談でS-400地対空ミサイル防衛システムが話し合われたかどうかとの質問も上がった。

エルドアン大統領はこの件に関し、

「トランプ大統領はS-400地対空ミサイルを話題にする必要はないと考えた。このことは、我々の決然とした姿勢がどれほど重要であるかを示している。もちろん、アメリカは類似のものを我々に提供できないのなら、我々に何も言うことができない。」と答えた。

エルドアン大統領は、ロヒンギャ問題については世界が未だに沈黙を守っていると語った。

 

(2017年9月23日)



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