ユルドゥルム首相、インジルリク基地問題について

ビナリ・ユルドゥルム首相は、インジルリク基地の訪問を望むドイツ関係者を1人1人調査・検討してから適切とみなした場合に許可を与えると語った。

ユルドゥルム首相、インジルリク基地問題について

ユルドゥルム首相は、昨日6月3日にチャンカヤ首相公邸でメディア代表者と一同に会したイフタル(断食明けの食事)行事で、時事問題に関する質問に答えた。

ユルドゥルム首相は、とあるメディア関係者が、レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領がブリュッセルからの帰国の際に、ドイツのアンゲラ・メルケル首相に「インジルリク基地を訪問するドイツの政治家のリストを送って下さい。もしその中にテロリストがいなければ、我々は受諾する。」と発言したことに言及し、このようなリストが送られてくるかどうかと質問したことに対し、ドイツのジグマール・ガブリエル外務大臣が月曜日に行う訪問で、この件も議題に上ると話した。

インジルリク基地の訪問はテロリストには決して許され得ないと強調したユルドゥルム首相は、

「この訪問に参加する人物の中に、トルコに反する不当な活動を行っている者がいる可能性がある。もしいれば、それに関して手を引く。このことは検討する。」と話した。

ユルドゥルム首相は、欧州連合(EU)、特にドイツとの関係についても取り上げた。

ドイツと妥協できない件があると強調したユルドゥルム首相は、

「この件の筆頭に来る問題には、ドイツが「フェト」こと、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造(FETÖ/PDY)のクーデター参加者に対し、必要な処置を行っていないことがある。ドイツは彼らの亡命の要求を前向きに取り扱っている。ドイツは「フェト」メンバーのクーデター企て未遂事件の後の活動に対し、必要な介入を行っていない。それに、分離主義テロ組織PKKの支持者のドイツでの活動に対しても寛容に振る舞っている。我々はこんなことを容認しない。このことが、北大西洋条約機構(NATO)同盟者でも、歴史的な戦略的協力者でもある二国の関係の弊害となっていることを、我々はどの場でも繰り返し言い聞かせている。」と述べた。

最終目標はEUとの関係を修復することだと強調したユルドゥルム首相は、

「特に4月16日に行われた大統領制の賛否を問う国民投票のキャンペーン中に緊張した関係が、今後はEUとの協力過程で正常化し、ドイツとの二国関係が再び正常化することも、我々の基本的な考えだ。でもこれは一方だけの意思でできることではない。ドイツもこのように動することが必須だ。我々が望むのは、良識が勝利することだ。我々の一般的な原則は、友好関係を強化し、敵意を減らすことだ。」と述べた。

 

(2017年6月4日)



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