エルドアン大統領、時事問題に関する見解

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、イラク北部にあるシンジャルとシリア北部で最後のテロリストがいなくなるまで作戦を続けると伝えた。

エルドアン大統領、時事問題に関する見解

 

エルドアン大統領は、ロイター通信社のインタビューに答え、欧州評議会議員会議(PACE)のトルコ決議に反発を示し、

「政治的に採択されたこの決議を認めない。」と述べた。

全国際社会に呼びかけたエルドアン大統領は、政治的アプローチを1度離れて良心の声を聞くよう人々促し、

「警告に従わなくても重要ではない。我々は、権利と自由の観点で同様の誠実さをもって戦いを続けて行くが、テロ組織PKK、「フェト」こと、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造(FETÖ/PDY)、DEASH(ISIL)をはじめとするこれらテロ組織すべてに対して行っている戦いに妥協することは決してない。」と語った。

エルドアン大統領は、トルコ軍がイラク北部にあるシンジャル山とシリア北東部にあるカラチョク山に行った空中作戦に関し、最後のテロリストがいなくなるまで作戦を続けて行くと伝えた。

エルドアン大統領は、シンジャルが第2のカンディルになることは許可しないと強調し、

「もし許可すれば、明日あの地は大きな危険となる。」と述べた。

エルドアン大統領は、トルコ軍がシンジャルやカラチョクで行った作戦は決してペシュメルガ軍に対してではないことに注意を促し、イラク・クルド地域政府やアメリカやロシアに作戦を事前に通知していたと語った。

シリアに関しても言及したエルドアン大統領は、アサドが留まっている限り、シリアで決して解決策はあり得ないと強調し、

「シリアをこの状態にしたあの人物、アサド。国家テロを巻き起こしているあの人物。あの人物と一緒に一体どうやってシリアは平和をつかむというのか。自分の市民や国民に戦車や大砲で攻撃し、航空機や樽爆弾や化学兵器を使って市民を殺害する者が解決の仲介者となり得るというのか。」と述べた。

シリア国民は自分たちの運命を自分たちで特定する必要があると述べたエルドアン大統領は、この問題をロシアのウラジーミル・プーチン大統領やアメリカのドナルド・トランプ大統領と協議し、「選挙を実施させ、投票で当選した者を皆が認めよう。」と伝えたと述べたエルドアン大統領は、

「しかし、残念なことに、次のことを言われた。『DEASHがやって来る。』と。アサドの行ったことがDEASHよりも良いというのか。」と語った。

緊張が高まる欧州連合(EU)との関係に関しても語ったエルドアン大統領は、対EU関係を国民投票にかける可能性があると示唆した。

エルドアン大統領は、

「EUが3-5年さらにいい加減な態度を示すなら、我々には唯一の選択肢が残される。国民投票である。」と語った。

エルドアン大統領は、4月16日に実施された憲法改正の賛否を問う国民投票の結果に関しても、正式な結果が発表されてから公正発展党(AKP)の党首に復帰すると語った。

今年党大会は開催されないと伝えたエルドアン大統領は、さらにトルコの議題に早期選挙がないことも強調した。

 

(2017年4月25日)



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