エルドアン大統領、アルジャジーラ局のインタビューに答える

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、欧州がトルコに対して裏表ある対応をしてきており、なおも対応し続けていると語った。

エルドアン大統領、アルジャジーラ局のインタビューに答える

 

エルドアン大統領は、カタールを拠点とするアルジャジーラ局のインタビューに答えた。

4月16日に実施された憲法改正の賛否を問う国民投票に関する報告をまとめた欧州安全保障協力機構(OSCE)は客観的ではないと明かしたエルドアン大統領は、欧州安全保障協力機構の監視団の中にテロ組織PKKの同調者がいることを写真を使って提示した。

欧州が国民投票で明確にひいきしたものの、トルコはもはや片方の頬が殴られた時にもう片方の頬を差し出す国ではないと語ったエルドアン大統領は、

「トルコはもはや信じた道を成功裏に進んでいる。つまりトルコは、教育で、医療で、司法で、警察で、輸送で、エネルギーで、食品・農業で、あらゆるインフラ・上部構造投資で、非常に重要な文明競争で実績を収めた。欧州はこのことを受け入れられない。現在、この新システムと共に、非常に迅速に進むプロセスの中にある。」と語った。

エルドアン大統領は、欧州が「ファシストやナチ」といった非難を不快に感じていながら、この適用を続けているとも語った。

トルコに欧州連合(EU)加盟に関しても嘘をつき続けている欧州に、「民主的であれ。」と再び呼びかけたエルドアン大統領は、

「民主的である限り問題はない。しかし、トルコを54年間 EUの戸口で待たせている者が民主的であるということはあり得ない。」と語った。

死刑制度の復活に関する質問にも答えたエルドアン大統領は、

「もし私の国民が死刑制度に関して決定を下すならば決定を下し、この問題は終わる。EUに加盟させないというなら、加盟させなければよい。54年間加盟させなかったが、どうなったというのか。」と述べた。

EU加盟国がバチカンを訪問して教皇の説教と説法を拝聴することにも見解を述べたエルドアン大統領は、彼らの中に東方正教会教徒、プロテスタント、無神論者がいようとも皆1つの国民であると語った。

シリアにおけるテロ対策にも言及したエルドアン大統領は、アメリカ新政権にテロ組織 PKKのシリアにおける派生組織 PYDに対して姿勢を決めることを期待していると強調した。

エルドアン大統領は、欧米世界が中東地域で国境を設定しようとしていることを指摘し、

「欧米世界は、『我々はイラクやシリアでの領土保全を支持している。』と述べているが、適用となるとまるで分割の雰囲気が流れており、問題はここにある。」と述べた。

イランのペルシャ拡張主義の理念が最近非常に目立ち始めたとも述べたエルドアン大統領は、ムスリム間の結合要素がナショナリズムではなく宗教であることに注意を促した。

エルドアン大統領は、

「ナショナリズムは我々にとって宗教であり得ないし、宗派は我々にとって宗教であり得ない。それらはそれぞれ解釈なのである。」と述べた。

 

(2017年4月20日)



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