チャウショール外相 「 YPGと DEASHは互いに武器売買を行っている」

メヴリュト・チャウショール外務大臣は、分離独立テロ組織クルド労働者党(PKK)のシリア分派クルド人民防衛隊(YPG)とDEASH(ISIL)が互いに武器売買を行っていると話した。

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チャウショール外相 「 YPGと DEASHは互いに武器売買を行っている」

 

チャウショール大臣は、 G20(20カ国・地域)外相会議と第53回国際ミュンヘン会議のため訪問したドイツでの会談後、報道関係者に見解を述べた。

チャウショール大臣は、シリアでさまざまな集団の間で取引や相互支援が行われているが、一方では互いを殺害していると明かし、

「供与された武器でさえ、半分が DEASHに、もう半分が YPGに渡っているのを目撃した。結局、 YPGの手に武器が渡ったということは、 PKKの手に武器が渡ったということである。このことは作戦で目撃しており、これらの武器を差し押さえている。 YPGと DEASHは、基本的に互いに権力闘争を行っている。シリアの未来のためではなく、両者とも互いから領土を奪おうとしているのだが、時折お互いから武器を購入したり、交換したり、売ったりしている。石油を含め互いに取引がある。このこともすでに皆が知っている。今日も YPGに武器を供与することの危険とリスクを大きく取り上げ、皆の注目を集めることに努めた。」と語った。

「最近増えているアメリカとの会談で、新政権がトルコの敏感さを理解していると考えているか。」との質問に対しチャウショール大臣は、ドナルド・トランプ政権がバラク・オバマ前政権時代に行われた過ちを認識していると明かした。

トルコと新たなページを開くという新政権の意向が自分たちに伝えられたと述べたチャウショール大臣は、相手にも「フェト」こと、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造(FETÖ/PYD)の首謀者フェトフッラー・ギュレンの身柄が引き渡されないことからテロ組織 PKKのシリア分派 YPGに行われている支援に至るまでオバマ政権時代における問題を新政権に伝えたと強調した。

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領、ビナリ・ユルドゥルム首相、そして自身もアメリカ側の相手と行った会談で、 YPGに関するトルコの敏感さを伝えたと明かしたチャウショール大臣は、

「テロリストと協力することの限界、過ち、リスクをこれまでアメリカ側に説明し、なお説明している。正しいグループと共に行動すれば、 DEASHをアル・バーブ以降、ラッカやその他の地域でも負かすことができるし、シリアから一掃することができる。イラクでもより良い戦略が必要であり、一刻も早くモスルが DEASHから奪還される必要がある。この政治的レベルでの会談のほか、諜報的・軍事的レベルでも会談が行われ、これからも行われる。」と述べた。

チャウショール大臣は、トランプ政権がトルコの懸念を理解することを期待していると強調し、「新政権が事実を理解するよう求める。もしこのことが理解されれば、両国関係は再び昔の姿になる。」と述べた。

 

(2017年2月20日)



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