ミャンマーからインドやタイの国境に約1万人が避難、国連報告

国連はミャンマーから約1万人がインドやタイの国境に避難したことを発表した。

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ミャンマーからインドやタイの国境に約1万人が避難、国連報告

 

国連のクリスティーン・シュレイナー・バーグナー・ミャンマー特使は発言で、ミャンマーにおける人道危機に関する最新情勢を評価した。

ミャンマー軍と反クーデター武装グループ間でここ数週間発生している衝突により多数の人が居場所を追われたと明かしたバーグナー特使は、

「ミャンマーの当事者と行った日次会談で状況がどれほど恐ろしいかということを第一声で聞いている。人々は困窮し、恐怖の中で暮らし、全く希望がない」と述べた。

バーグナー特使は、

「同国の中心地域と中国、インド、タイ国境にある場所で続く衝突によりこれまでに民間人およそ17万5000人が国内避難民となり、避難民およそ1万人がインドやタイの国境に移住した」と述べた。

ミャンマーでの危機が地域的脅威になったことを強調したバーグナー特使は、人道危機に適宜介入することが極めて重要であると述べた。

バーグナー特使は、ミャンマー・ラカイン州のムスリム、ロヒンギャ族も海路で同国から移住して危険な条件下で他国に避難しようと努力を続けているとも強調した。

ミャンマー軍は、2020年11月8日に実施された選挙で不正があったとする申し立てが行われて同国で政治的緊張が高まったあとの2月1日に政権を掌握している。

軍は同国の実質的指導者であるアウンサンスーチー国家顧問兼外務大臣をはじめとする政府関係者や与党幹部の身柄を拘束し、1年間の非常事態を宣言している。

ミャンマー軍が反クーデター抗議デモや抵抗者グループに武装介入を行った結果、これまでに872人が死亡、抗議デモ者数千人が身柄を拘束された。

 

(2021年6月21日)



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