グランディ国連難民高等弁務官、避難民に関してEUに要請

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は欧州連合(EU)に、

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グランディ国連難民高等弁務官、避難民に関してEUに要請

 

「EUの全外部国境に沿って発生しているプッシュバック(押し戻し)を止めなければならない」と述べた。

グランディ弁務官は欧州委員会内務総局のイルヴァ・ヨハンソン局長とベルギーの首都ブリュッセルで会談したあとに共同記者会見を開き、中央地中海で最近気温の上昇と共に欧州に向かう避難民の数が増加していると明かした。

EUには避難民問題でメカニズムが必要であると強調したグランディ弁務官は、

「海上で人々の命を救うために欧州にはより効率的な国家主導のメカニズムが必要である」と話した。

エーゲ海でギリシャの湾岸警備隊のボートが頻繁に適用している移民のプッシュバック事件にも言及したグランディ弁務官は、

「EUの全外部国境に沿って発生しているプッシュバックを止めなければならない。これらプッシュバックが捜査されるメカニズムも必要である」と見解を述べた。

難民や避難民に対する責任は共有されるべきであると明かしたグランディ弁務官は、

「世界中の難民の90パーセントは富裕国にいない。これら難民はアフリカ、中央、アジアにいる。欧州に望むことは他国がすでに行っていることである」と述べた。

ある質問を受けてグランディ弁務官は、トルコが長年避難民を最も多く受け入れている国であることを振り返り、EUはこれに関してトルコへの支援を継続する必要があると告げた。

 

(2021年5月10日)



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