流出したザリーフ・イラン外相の音声記録、核合意協議にも影響か

イラン議会ゴム州選出のムジタバ・ゾンナル議員は流出したモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣の音声記録がオーストリアの首都ウィーンで行われている核合意への復帰協議でロシアと中国がイランへの支援を撤回する原因になったと主張した。

1637078
流出したザリーフ・イラン外相の音声記録、核合意協議にも影響か

 

イラン議会通信社(ICANA)によると、ザリーフ大臣は音声記録で元コッズ部隊司令官の故ガーセム・ソレイマーニー氏を批判しており、このことが同国の政治界で大きな反発を呼んだが、国家安全保障外交政策委員会によってこの音声記録に関してマスコミ非公開で会議が開催された。

会議後に議員達に演説したゾンナル議員は、ザリーフ大臣の音声記録に関して見解を述べた。

ゾンナル議員は、

「音声記録にはひどい発言がある。現在我々はウィーン協議の枠組みで国民の権利を模索しているが、この発言が同盟国や擁護国の間で分裂を引き起こしている。ロシアと中国は我々の交渉団への支援を撤回している」と述べた。

ザリーフ大臣は当該の音声記録でソレイマーニー氏を「恨みを持って」標的にしたと主張したゾンナル議員は、音声記録は言われているのとは異なり意図的に流出したと主張した。

 

(2021年5月9日)



注目ニュース