アル・アクサー・モスクを攻撃したイスラエルに世界から抗議

イスラエル警察が占領下の東エルサレムにあるアル・アクサー・モスクで礼拝していたパレスチナの人々を攻撃したことで、全世界から抗議の声が上がった。

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アル・アクサー・モスクを攻撃したイスラエルに世界から抗議

欧州連合(EU)は、アル・アクサー・モスクで挑発的な行為を止め、今ある状況を尊重すべきであると伝えた。

EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表の事務局から出された声明で、占領下のヨルダン川西岸と、特に東エルサレムで緊張や暴力を生む事件が危険なレベルで増加していることが述べられ、

「暴力と破壊行為は容認されてはならない。全当事者の容疑者が説明責任を負うべきである」ことが伝えられた。

発表で、エルサレムにおける緊張を緩和するために緊急に行動するよう、権限を有する機関に向けて呼びかけが行われた。

アメリカも、イスラエル警察がアル・アクサー・モスクとエルサレムの他の地域でパレスチナの人々に暴力をふるったことに関し、当事者に「暴力を止めよ」と呼びかけた。

アメリカ国務省のエドワード・プライス報道官は声明で、エルサレムにおける暴力行使についてイスラエル警察を直接非難しなかったものの、暴力の増加を止めるためにイスラエルとパレスチナ双方に「冷静になるよう」呼びかけた。

リビアのアブドゥルハミド・ドベイバ首相は、イスラエル警察がアル・アクサー・モスクで信徒たちを攻撃した事件をソーシャルメディア上で非難した。

「パレスチナの人々の正当な闘いを常に支持する」と述べたドベイバ首相は、「イスラエルが我々の最初のキブラ(イスラムにおける礼拝の方向)であるアル・アクサー・モスクを攻撃し、前例のない形でパレスチナの人々を攻撃した事件を非難する」と語った。

ドベイバ首相は、「国際社会は、パレスチナの人々のために公平な解決を見出すための責任を果たすべきである」と語った。

ヨルダン外務省のダイフ・アル・ファイズ報道官も、アル・アクサー・モスクとそこで平和的に礼拝を行っていた人々への攻撃は「明確な権利侵害かつ野蛮な行為」であると述べ、容認され得ないこの攻撃を非難すると伝えた。

ファイズ報道官は、イスラエル当局に対し、占領軍として、国際人権法に基づく責務を尊重し、権利侵害や攻撃、挑発行為を止めるよう呼びかけた。

パキスタン外務省から出された声明でも、とりわけ祝福されたラマザン(断食月)中に行われたこのような攻撃は、全人類の規範と人権法に反するものであることが強調され、パキスタン政府は「アル・アクサー・モスクで礼拝を行っていた人々に対するイスラエルの攻撃を強く非難する」ことが述べられた。

パキスタンのジャマート・イー・イスラミ党のシラジュル・ハク党首は、「イスラエルの占領軍」には、ムスリムの最初のキブラであるアル・アクサー・モスクで人々の礼拝を妨害する権利はないと述べた。

ハク党首は、祝福されたラマザン中にイスラエル警察がアル・アクサー・モスクを攻撃した事件を強く非難すると強調し、「パキスタン国民は、パレスチナの兄弟たちとともにいる。パレスチナの人々の献身と勇気を称賛する」と話した。

 

(2021年5月8日)



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