アッバース・パレスチナ大統領 「クドゥス抜きの選挙は実施しない」

パレスチナのマフムード・アッバース大統領はイスラエル当局が占領下にある東クドゥス(クドゥス:一部の国や地域では「エルサレム」と呼ばれている)での選挙を許可しない場合に5月22日に予定されているパレスチナ国会議員の選挙を実施しないと発言した。

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アッバース・パレスチナ大統領 「クドゥス抜きの選挙は実施しない」

 

アッバース大統領は占領下にあるヨルダン川西岸地区のラマッラーで開催された「パレスチナ・リーダー会合」で5月22日に予定されている選挙に関して発言した。

アッバース大統領は、イスラエル政権が組閣ができていないことを理由に占領下にある東クドゥスでのパレスチナの選挙に関して自身に返答するのを避けていると明かした。アッバース大統領は、

「今日イスラエルから組閣ができていないためクドゥスでの選挙実施に関して返答ができないとするメッセージを受け取った」と述べた。

欧州連合(EU)もクドゥスでの選挙実施に対する要請にイスラエルが返答していないことへの失望を自身に表明したと指摘したアッバース大統領は、

「クドゥス抜きの選挙は実施しない」と話した。

アッバース大統領は、15年ぶりにイスラエルの占領下及び封鎖下にあるパレスチナ領での選挙の実施を想定した大統領決議に1月15日に署名している。

大統領決議では5月22日に国会議員、7月31日に大統領、8月31日にはパレスチナ民族評議会の選挙の実施が想定されている。

 

(2021年4月29日)



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