アメリカに向かう中米移民、多数がメキシコで行方不明に

中米のエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、グアテマラからアメリカに向かうために出発した移民達はメキシコで行方不明になった。

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アメリカに向かう中米移民、多数がメキシコで行方不明に

 

メキシコ公的人権団体連合は報告を作成し、祖国の暴力行為、失業、貧困といった問題を逃れてより良い生活を目指して出発した移民達の状況に関するデータを共有した。

報告では、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、グアテマラからアメリカに向かうために出発した移民のうち2000人の家族が近親者がメキシコで行方不明になったことを報告したと明かされて移民に対して暴力が振るわれたことが振り返られた。

メキシコ公的人権団体連合の報告では、移民の保護に対して国際的及び地域的な協力が強化される必要があると警告された。

メキシコが移住を止めるために8000以上の治安部隊を同国の北部及び南部国境に配置したことは危険を招くと指摘された報告では、

「移民は様々なルートを使用せざるを得ず、組織犯罪集団の暴力にさらされている」と述べられた。

報告では、麻薬カルテルがアメリカに到達するために何週間も歩くことを余儀なくされている移民の絶望に付け込んで低賃金の仕事で働くことを強制していることは深刻な人権侵害につながっていると指摘された。

グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルはアメリカに最も多く移民を送っている国となっている。

アメリカ税関・国境警備局(CBP)が4月2日に出した発表では、3月にアメリカ・メキシコ国境を越境しようとする際に捕まった移民の数が17万1000人を上回り、これは2006年以来最大の数であると述べられている。

 

(2021年4月28日)



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