WHO、「世界におけるワクチン分配は衝撃的なほどアンバランス」

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長が、低所得国がこれまでに新型コロナワクチンのわずか0.2パーセントしか入手できていないことを指摘し、「世界におけるワクチン分配は衝撃的なほどアンバランスだ」と警告した。

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WHO、「世界におけるワクチン分配は衝撃的なほどアンバランス」

ゲブレイェソス事務局長は、スイスのジュネーブにあるWHO事務局でテレビ会議を通じて記者会見に臨み、194か国で新型コロナワクチンの接種が始まったことを伝えた。

未だに26か国でワクチン接種が行われていないことを指摘したゲブレイェソス事務局長は、そのうち7か国がワクチンを入手済みで、うち5か国は向こう数日以内にワクチンを入手すると述べた。

ゲブレイェソス事務局長は、COVAX(新型コロナウイルスワクチンを共同購入し途上国などに分配する国際的な枠組み)の内容として、ここ6週間で100か国以上に3800万回分のワクチンを届けたことを伝えた。

COVAXを通じて3月末までに諸国に1億回分のワクチンを分配する予定だったことを振り返ったゲブレイェソス事務局長は、ワクチン供給数量が著しく減少したために3800万回分しか分配できなかったと述べた。

ゲブレイェソス事務局長は、この目標に4月または5月中に到達できることを願っていると述べた。

 

(2021年4月10日)



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