ペスコフ露大統領府報道官とショイグ露国防相からドンバスに関する発言
ロシア大統領府のドミートリー・ペスコフ報道官はウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟はドンバスにおける状況を悪化させるだけであると警告した。
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NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長との会談後に「ウクライナ東部の紛争はNATO加盟後に終結可能である」と話したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の当該の発言がペスコフ報道官に問われた。ペスコフ報道官は、
「このことがウクライナが国内問題に対処することに何らかの形で役に立つとは思えない。我々の観点からすると、これは現状を実際よりも悪化させる」と答えた。
また、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、同国の全軍管区で戦争準備体制の審査が開始されたことを発表した。
ウクライナ南東部にあるドンバス地域で急速に緊張が高まる中、ロシア軍は同国にある全地域で戦争準備体制を確認するために審査を開始することを決定した。
ロシア国家防衛管理センター会合で語ったショイグ大臣は、
「ロシア軍の準備計画に沿って軍事行政機関、地域、及び部隊で審査が開始された。兵士は戦術演習、特別演習、二者演習を行うために射程を開始した」と述べた。
(2021年4月6日)