【ソマリア】 経済危機により1日わずか1食
ソマリアで新型コロナウイルス(Covid-19)が経済に与えている影響により1日わずか1食しか食べられない。
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国連人道問題調整事務所(OCHA)は、新型コロナウイルス感染症が経済にマイナスの影響を与えたソマリアで家庭で1日わずか1食しか食べられないと報告された。
国連人道問題調整事務所はツイッター(Twitter)のアカウントから声明を出し、
「ソマリアにおける食糧危機は家族が1日1食しか食べられないことを意味している」と述べた。
声明では、8月までに5歳以下の子供およそ85万人が栄養失調問題に直面する可能性があると指摘された。
同国では2020年に130万人が国内避難民になることを余儀なくされたが、今年(2021年)は310万人に人道支援を届けることが目標とされている。
ソマリア政府と国連によると、今年同国における人道支援活動に対して10億ドル(日本円で約1070億円)が必要であると公表されている。
(2021年3月3日)