デンマーク国民党、国籍取得希望者に宗教表明の義務化を要請
デンマーク国民党が、同国国籍の取得を希望する人々に、どの宗教を信仰しているかを表明することを義務付けるよう要請した。
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デンマーク国民党は、移住と国籍取得のルールを検討する一環として、この提案を行った。
また、同党は、外国籍の人物と結婚している申請者へのデンマーク国籍付与を禁止するよう要請した。
ムスリムへの差別を煽るこの提案は、抗議を受けた。
一部の議会議員は、誰も、ムスリムであるからといって、デンマーク国籍の取得が妨げられることがあってはならないと指摘した。
デンマーク国籍取得希望者は現在、前科がないことと、経済的に自立していることを示し、デンマーク語と一般常識の試験に合格したことを証明する必要がある。
デンマーク国民党は、政府はこの提案を検討すると発表した。
しかし、伴侶の国籍によって一個人の国籍取得を阻むことは、ヨーロッパ国籍条約に違反していること、それによりこの提案には根拠がないことが強調されている。
(2021年3月2日)