【コンゴ民主共和国】 各国大使に州外への移動が禁止、伊外相が大使殺害に関して国連に報告を要求

コンゴ民主共和国のフェリックス・チセケディ大統領はセキュリティ対策を目的として同国にいる大使及び外交官全員に首都キンシャサの外に出ることを禁じた。

1590207
【コンゴ民主共和国】 各国大使に州外への移動が禁止、伊外相が大使殺害に関して国連に報告を要求

 

コンゴ民主共和国のマリー・テレーズ・トゥンバ・ンゼサ外務大臣は、チセケディ大統領が議長となって招集された安全保障評議会後に記者会見を開いた。

ンゼサ大臣は、同国で安全保障上高リスクな地域へのアクセスを阻止するために大使及び外交官全員に地元当局の許可を得ずに首都キンシャサの外に出ることが禁じられたと発表した。

同国東部にあるゴマから北部にあるルチュルに向かう道路で2月22日に国連世界食糧計画(WFP)の車列にテロリストの集団が武装攻撃を行っている。

事件では2017年から駐コンゴ民主共和国・イタリア大使を務める43歳のルカ・アタナシオ大使、警護員のヴィットーリオ・イアコヴァッチ氏、運転手のムスタファ・ミランボ氏が死亡している。

一方、イタリアのルイジ・ディマイオ外務大臣は議会への説明で、公務員2人が「卑怯な罠」の犠牲になったと語った。

ディマイオ大臣は次のように述べた。

「大使と警護官は自分達の身を国連に託してキンシャサからゴマに国連ミッションの航空機で渡航した。この訪問ミッションは国連の招きを受けて行われた。同様に、乗用車による旅行の部分も国連世界食糧計画(WFP)が組織して行われた。従って、ローマに拠点を置く国連世界食糧計画と国連に直接関係があることからアントニオ・グテーレス国連事務総長に車列に対する攻撃に関して詳細な報告を求めた」

ディマイオ大臣は、コンゴ民主共和国での安定確保のミッションを担う国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)内で調査が開始されたことも明らかにした。

 

(2021年2月24日)



注目ニュース