【イエメン】 8000人超が国内避難民に

国連はイエメンのマアリブでフーシ派と政府軍間の紛争により少なくとも8000人が居場所を追われたと報告した。

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【イエメン】 8000人超が国内避難民に

 

ステファン・ドゥジャリク国連事務総長報道官は日次記者会見でマアリブで拡大する紛争に注意を促した。

紛争でほとんどが女性や子供から成る8000人以上が居場所を追われたと語ったドゥジャリク報道官は、状況がさらに悪化した場合にはさらに数十万人が居場所を追われるリスクに直面すると警告した。

ドゥジャリク報道官は当事者に緊張を緩和するよう呼びかけた。

一方、イエメンの内戦を終結させるために進められている国際外交のやり取りが加速している。

飢餓のリスクが発生している同国のために3月1日に国際支援会議が開催される。

イエメンでの飢餓に関して「時間が切迫している」と警告した国連は、2021年に同国にいる1600万人に人道支援を届けるために約40億ドル(日本円で約4238億円)の資金が必要であると公表している。

世界最貧国の1つであるイエメンでは内戦によって拡大する人道危機が恐るべき次元に達した。

国連によると、世界最大の人道危機の1つが発生しているイエメンでは人口の80パーセントが人道支援と保護を必要としている。

長い間政情不安に支配されているイエメンではイランが支援するフーシ派と政府軍の間で戦闘が発生している。

フーシ派は2014年9月から首都サナアと一部地域を制圧しており、サウジアラビアが主導する連合軍は2015年3月からフーシ派に対抗してイエメン政府を支援している。

同国で約6年間続いている紛争では数千人が死亡した。

 

(2021年2月24日)



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