ミシェル欧州理事会議長とロウハーニー・イラン大統領が電話会談、核合意を協議

欧州理事会のシャルル・ミシェル議長はイランと世界大国間で交わされた核合意の維持に向けて外交をオープンにしておくことが極めて重要であると発言した。

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ミシェル欧州理事会議長とロウハーニー・イラン大統領が電話会談、核合意を協議

 

ミシェル議長はイランのハサン・ロウハーニー大統領と電話で会談した。

欧州理事会から出された声明によると、電話会談では核合意として知られる包括的共同行動計画(JCPOA)に関して意見交換が行われた。

EUが合意の完全施行を重視していることを強調したミシェル議長は、イランが合意上の取り決めを停止したことは懸念すべきことであると明かした。

ミシェル議長は国際原子力機関との協力の重要性を指摘し、「前向きなステップによって支えられた外交分野を保護することは現段階で極めて重要である」と強調した。

EU側として合意の完全施行とアメリカの合意復帰に向けて努力を続けていくと説明したミシェル議長は、世界平和と経済発展は多国間行動を通じて可能になると語った。

 

イラン核合意

包括的共同行動計画は、イランの核活動の監査と規制、この見返りとしての制裁解除を目的として国連安全保障理事会常任理事国であるアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国のほかドイツとEU及びイラン間で2015年に署名されている。

アメリカのドナルド・トランプ前大統領が就任したことによりアメリカ政権は合意から離脱し、対イラン制裁を再開している。

合意のその他締約国にアメリカ政権を止めるよう求めたもののこれに失敗したイランは、2019年7月に核合意の一部項目を、2020年1月5日には合意に基づく取り決め全てを停止したことを発表している。

 

 

(2021年2月19日)



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