マドゥロ・ベネズエラ大統領、コロンビアに反発、米に対話の意向

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領はコロンビアが国境にいる麻薬密売人対策のために特別部隊を編成することを決定したことに反発を示す一方、アメリカ政権との緊張緩和に向けてアメリカに「対話の用意がある」とするメッセージを発した。

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マドゥロ・ベネズエラ大統領、コロンビアに反発、米に対話の意向

 

マドゥロ大統領は記者会見を開き、コロンビア政府がベネズエラ領に避難していると主張している麻薬密売人対策のために特別部隊を編成することを決定したことを厳しい口調で批判し、特別部隊はコロンビアによって「自分の命を奪うために利用される可能性がある」と見解を述べた。

当該の部隊によってベネズエラの主権が侵害された場合に沈黙することはないと強調したマドゥロ大統領は、

「国軍に(コロンビアの)イバン・ドゥケ大統のベネズエラに関する『無謀な』発言に対応するよう求めた」と述べた。

ドゥケ大統領は今月(2月)初めに行った発言で、麻薬密売者がマドゥロ大統領支持者であるためベネズエラ政府から庇護を受けていると主張している。

大統領府で開かれた記者会見でアメリカに対しても発言したマドゥロ大統領は、アメリカのジョー・バイデン大統領と対話する用意があると述べた。

マドゥロ大統領は、同国が抱える経済危機を軽減し、両国間の緊張を緩和するためにアメリカと対話の用意があると明かした。

マドゥロ大統領は、アメリカ政権との対話プロセスにおける善意の表れとしてベネズエラで拘束されているアメリカ国民の釈放があるかどうかに関する質問にも、

「私は裁判官でもないし検察官でもない、この件に干渉はできない」と答えた。

さらにマドゥロ大統領は、ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)のアメリカ子会社シトゴ(Citgo)の経営者であるアメリカ国民6人が裁かれている訴訟で同社幹部がベネズエラに対してスパイ活動を行っていることに関して新たな主張を行って拘束者に対して、

「(アメリカ)中央情報局(CIA)のスパイとして活動を開始した」と述べた。

アメリカのドナルド・トランプ前大統領時代に両国関係は制裁や規制により崩壊している。

マドゥロ大統領は、バイデン大統領が1月21日に就任してからアメリカとの対話プロセスに入る意向があることを多くの場所で語っている。

 

(2021年2月18日)



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