欧州議会の議員達が露訪問に関してボレルEU外務・安全保障政策上級代表の辞任を要求

欧州議会の議員70人以上は欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表がロシア訪問で「屈辱的」な進展に対してEUの利益を主張しなかったことを理由に辞任を要求した。

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欧州議会の議員達が露訪問に関してボレルEU外務・安全保障政策上級代表の辞任を要求

 

ほとんどが旧ソ連諸国出身の議員は欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長に書簡を記し、ボレル上級代表のモスクワ訪問とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と開いた記者会見での姿勢を厳しく批判した。

EUの外交政策を進めるボレル上級代表の訪問における「屈辱的な進展」に対する懸念を表明した議員達は、

「ボレル上級代表は訪問の際にEUの利益を主張することにおいて失敗した」と述べた。

議員達は、ロシアの反体制派アレクセイ・ナワリヌイ氏が処罰されたことを理由にEUが制裁を科すことを話し合わなかったとするボレル上級代表の発言は誤っており、EUの首脳達は制裁を呼びかけたと述べた。

ラブロフ大臣が記者会見でEUを批判したことに対してボレル上級代表が異議を唱えず、EU諸国の外交官3人が「ペルソナ・ノン・グラータ」に指定されたことに対して訪問を終了して断固たる姿勢を示さなかったと批判した議員達は、書簡で次のように述べた。

「ボレル上級代表のモスクワ訪問決定における誤った準備や訪問中のEUの利益や価値観を主張することにおける失敗は、EUの評判とEU外務・安全保障政策上級代表部の名誉を著しく傷つけた。ボレル上級代表が辞任しなければ、欧州委員会院長が行動を移すことを信じている」

欧州委員会報道官は、ライエン委員長はロシア訪問に関してボレル上級代表を完全に支持していると語った。

 

(2021年2月9日)



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