イラン、対立するサウジアラビアと対話の用意があることを表明

イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官はサウジアラビアはイラン政府の政策に一部懸念を抱いている可能性があると明かし、これに関してサウジアラビア政権と協議する用意があることを表明した。

1570123
イラン、対立するサウジアラビアと対話の用意があることを表明

 

イラン学生通信(ISNA)に語ったハティーブザーデ報道官は、カタールが「ペルシャ湾沿岸のアラブ諸国とイラン間の対話」を呼びかけたことや時事問題に関して見解を述べた。

ハティーブザーデ報道官はサウジアラビアが一部湾岸諸国に対して政治上前向きな変更を行ったと指摘し、

「この政策変更が真剣な形で議題に上がり、サウジアラビアが問題解決の道は地域の協力にあるという結論に至れば、この状況を歓迎する最初の国はイランとなる」と述べた。

両国間の問題解決に向けて協議の用意があると述べたハティーブザーデ報道官は、

「サウジアラビアは一部懸念を抱いている可能性があり、これら懸念に関して会談が必要であると強調する。ホルムズ平和イニシアチブはこれらの事柄の協議を対象としていた」と話した。

イランが地域の平和に向けてホルムズ平和イニシアチブを提案したことを振り返ったハティーブザーデ報道官は、湾岸諸国は地域の問題に関して共通の理解を深める必要があると強調した。

ハティーブザーデ報道官は、

「残念ながらこれまで目にしたことは、サウジアラビアを含めてペルシャ湾沿岸の一部諸国がこれに関するイランの提案を無視したことであった」と述べた。

イランが1月4日にペルシャ湾で拿捕した石油タンカーの釈放に対して韓国がカタールに仲介役を求めたことにも言及したハティーブザーデ報道官は、技術的な事柄に関する仲介役は受け入れなかったと語った。

ハティーブザーデ報道官はまた、アメリカのジョー・バイデン大統領任期中に両国間で囚人交換の用意があることを発言に付け加えた。

カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・アール・サーニー外務大臣は1月19日にペルシャ湾沿岸のアラブ諸国にイランとの対話を呼びかけており、カタール政府がこれに関して仲介役が可能であることを公表している。

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣もカタールの対話の呼びかけを歓迎すると表明している。

 

(2021年1月24日)



注目ニュース