米政府、タリバンとの和平協定について再検討
アメリカのジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官が、アメリカが2020年2月に署名したアメリカ・タリバン和平協定を再検討し、タリバンが約束を守っているかいないかについて調査すると述べた。
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ジョー・バイデン新大統領が1月20日に就任したことを受けて、対外政策陣営の任務も始まった。
国家安全保障会議のエミリー・ホーン報道官は、昨日朝(1月22日)にサリバン補佐官がアフガニスタンのハムドゥッラー・モヒブ国家安全保障問題担当補佐官と電話会談したと述べた。
会談で、サリバン補佐官は、アメリカはアフガニスタンとのパートナーシップとすべてのアフガン国民のための平和に向けた約束を守ると強調し、アメリカは、2020年2月にタリバンとの間で結んだ和平協定を再検討し、タリバンがテログループとの関係を断ち、アフガニスタンにおける暴力事件を減らし、アフガン政府とその他の利害関係者と有意義な交渉をしているかどうかについて調査すると述べた。
サリバン補佐官は、アメリカの願いはすべてのアフガン指導者が平和と安定に向けた歴史的機会を生かすことであると強調し、アフガン人女性、アフガン人少女、少数派グループについての取り組みも維持されるよう望んでいると強調した。
また、サリバン補佐官は、アフガニスタンの安定、主権、安全が守られる未来を支えるために、アフガン政府、北大西洋条約機構(NATO)、地域のパートナーと連絡を取り続けているとも強調した。
(2021年1月23日)
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