ザリーフ・イラン外相 「核合意の完全履行は制裁解除にかかっている」

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は核合意の完全履行は制裁の解除にかかっていると発言した。

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ザリーフ・イラン外相 「核合意の完全履行は制裁解除にかかっている」

 

ザリーフ大臣とアイルランドのサイモン・コヴェニー外務大臣はビデオ会議形式で会談した。

イラン国営のイスラーム共和国通信(IRNA)が伝えたところによると、ザリーフ大臣とコヴェニー大臣の会談では両国関係と核合意が取り上げられた。

イランは当初から核合意上の取り決めを履行していると主張したザリーフ大臣は、

「アメリカの離脱と欧州連合(EU)諸国の約束不履行によりイランは核合意上の利益を得ることができず、従って取り決めを減らした。制裁解除とアメリカの取り決め復帰に向けてイランは全取り決めを履行する用意がある。核合意の完全履行は制裁の解除にかかっている」と述べた。

アメリカの離脱から2年後に欧州側が延期したことによりイランは国際原子力機関(IAEA)の監視下で取り決めを減らしたと説明したザリーフ大臣は、

「イランは常にアメリカが核合意に復帰し、その他関係国も取り決めを履行した場合にイラン政府も迅速に復帰することを宣言してきた。アメリカの新大統領は核合意への復帰に対して条件を付けているが、どの国が取り決めを履行せずに離脱したのかは指摘していない。イランが核合意を完全に履行した場合にアメリカ政府も復帰すると約束している」と話した。

コヴェニー大臣もイラン・アイルランド関係は重要であると明かし、在イラン大使館は財政上の問題により数年前に閉鎖されたが現在再開に向けて取り組みを開始したと説明した。コヴェニー大臣は、このことはアイルランド当局がイラン関係を重視していることの表れであると述べた。

 

(2021年1月21日)



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