イラン、金属ウラン製造は「平和的かつ民間目的」

イランは、核兵器への関心の可能性を理由にイラン政府の金属ウラン製造に関して懸念が上がっているが当該の活動は「平和的かつ民間目的」であると公表した。

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イラン、金属ウラン製造は「平和的かつ民間目的」

 

イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は書面で声明を出し、イランの金属ウラン製造に向けた活動開始に「深い懸念」を表明した核合意の欧州締約国であるフランス、ドイツ、イギリスに反発を示した。

声明で、テヘラン研究炉用に開発が計画されている燃料に関して国際原子力機関(IAEA)に2年前と最近の2回通知していると説明したハティーブザーデ報道官は、イスファハーンにある金属ウラン施設に関しても必要な準備のあとで国際原子力機関に通知が行われると述べた。

ハティーブザーデ報道官は声明で次のように述べた。

「金属ウランは平和利用もでき、現在原子炉用に金属ウランベースの燃料を使用している国もある。このことは核兵器不拡散条約(NPT)や各国の安全保障政策に矛盾していない。この技術は患者に最高品質の放射性医薬品を提供しなければならないイランの要件として完全に人道的かつ平和的な目的を備えている」

国際原子力機関のカーゼム・ガリーブアーバーディー・イラン代表は1月13日に核燃料に対する研究開発活動を開始することに関して国際原子力機関に通知し、まず最初は金属ウラン製造のために天然ウランが使用されることを公表している。

E3と呼ばれる核合意の欧州締約国であるフランス、ドイツ、イギリスの外務省報道官から1月16日にこれに関して書面で出された共同声明では、イランが金属ウラン製造に向けた活動を開始したことへの深い懸念が表明されている。声明では金属ウランには潜在的に深刻な軍事的影響があると明かされている。

 

(2021年1月19日)



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