デンディアス・ギリシャ外相、グテーレス国連事務総長の非公式5か国会議提案に前向きな意向を表明

ギリシャのニコス・デンディアス外務大臣はアントニオ・グテーレス国連事務総長がキプロス島問題に対して行った非公式5か国会議の提案に前向きであることを表明した。

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デンディアス・ギリシャ外相、グテーレス国連事務総長の非公式5か国会議提案に前向きな意向を表明

 

デンディアス大臣は「カティメリニ」紙とのインタビューで、トルコとの予備的協議再開に関して発言し、

「ギリシャは誠実な意志及び建設的な意図をもって予備的協議に参加するが、この協議の議題は明らかであり、変更はできない」と述べた。

ギリシャ政権がイオニア海上の領海を6海里から12海里に拡張したことに言及したデンディアス大臣は、ギリシャは1947年以降初めて領海を拡張し、これは国際法に基づいて平和的に行われたと主張した。

デンディアス大臣は、

「我々はそのほかの地域でも領海を拡張する準備をしており、必要な技術的措置を講じているが、これがいつになるかは政治的な選択である」と見解を述べた。

キプロス島問題の解決にも言及したデンディアス大臣は問題解決に関して「楽観的ではない」と述べ、

「キプロス島ギリシャ側と連携してグテーレス事務総長の『非公式5か国会議』の提案に賛同する用意がある」と述べた。

グテーレス事務総長は国連傘下で保証国であるトルコ、イギリス、ギリシャ及びキプロス島のトルコ側とギリシャ側が出席する非公式会議を提案している。

また、トルコとギリシャ間の予備的協議の61回目がイスタンブール県で開催されることが発表されている。

両国間で2002年に開始された予備的協議の最後となる60回目は2016年3月1日にアテネで開催されている。当時のギリシャ政府によって中断された協議はこの日以降政治協議の形式で継続されたものの予備的協議の枠組みに戻ることはなかった。

 

(2021年1月10日)



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