カザフスタンで死刑が廃止

カザフスタンで、およそ20年間凍結されていた死刑制度が、恒久的に廃止された。

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カザフスタンで死刑が廃止

カザフスタン大統領府のインターネットサイト上の告知で、カシムジョマルト・トカエフ大統領が、いわゆる死刑廃止条約である「市民的および政治的権利に関する国際的規約第2選択議定書」に署名したことが伝えられた。

同国で死刑を宣告された受刑者の今後の刑は、終身刑となる。

人口1800万人の旧ソ連国、カザフスタンでは、2003年からこれまで17年間、死を招いたテロ攻撃の犯人も含め、誰も死刑とならなかった。

それによると、2016年に同国最大の都市アルマトイで発生した武装攻撃で警察官8人と一般人2人を殺害し、死刑を宣告された殺人犯ルスラン・クレクバエフも、終身刑となることが判明した。

アムネスティ・インターナショナルのデータによると、2019年に全世界で死刑を宣告された受刑者は2万6604人いた。

2019年に20か国で合計657人の死刑が執行され、死刑が最も多く執行された国は、順に中国、イラン、サウジアラビア、イラク、エジプトとなった。

 

(2021年1月2日)



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