住む場所を追われた避難民の数が8000万人超に

世界中で強制的に住む場所を追われた人の数は8000万人を上回った。

1542695
住む場所を追われた避難民の数が8000万人超に

 

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、世界中で強制的に住む場所を追われた人の数が今年(2020年)半ばに8000万人を上回り、世界で最も多く避難民を受け入れている国の順位でトルコが首位を保持したことを報告した。

国連難民高等弁務官事務所から公表された「グローバル・トレンズ・レポート(世界的傾向に関する報告)」では、シリア、コンゴ民主共和国、モザンビーク、ソマリア、イエメンで発生している暴力により今年前半に新たに強制的に住む場所を追われた人が発生したと明かされた。

アフリカの中央サヘル地域では民間人が「レイプや処刑も含めた残忍な暴力」にさらされていることにより住む場所を追われた人がかなり記録された。

住む場所を追われた人のうち2640万人は避難民になり、これら避難民のうち2070万人は国連難民高等弁務官事務所の庇護下にあると説明された。

世界中にいる避難民の67パーセントは5か国が占めた。シリアからは660万人、ベネズエラからは360万人、アフガニスタンからは270万人、南スーダンからは230万人、ミャンマーからは100万人が強制的に住む場所を追われて第3国で避難民になった。

報告によると、トルコは大部分をシリア出身者とする避難民360万人を受け入れてこの分野で世界順位における首位を今年も保持した。

コロンビアは住む場所を追われたベネズエラ人およそ180万人を受け入れてトルコに続いて第2位となった。

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は報告に関して発言して過去10年間に強制的に住む場所を追われた人が倍増したと明かし、世界の首脳に戦争をやめて強制的に住む場所を追われることを未然に防ぐよう呼びかけた。

 

(2020年12月9日)



注目ニュース